2011/04/25

いつでもどこでも思い出に触れよう!Flickrは写真保管庫の条件を満せる唯一のクラウドサービス

flickr

写真の保管場所に悩むことはありませんか?

写真データは枚数も容量も減らすことができません。圧縮ファイルで固めてしまったり、DVDに焼いたり、USBハードディスクに保管するのも良いですが、すぐに見ることができなくなります。そして私が直面している問題は、どうやらパソコンの買い替えサイクルよりも早く空き容量を一杯にされてしまうことです。ノートパソコンの容量は2年くらいで一杯になってしまいました。

保管できるだけでは…

もうひとつの問題は、iPhotoが重くなってきたことです。私は写真を紙に印刷せず、iPhotoというMacに標準で付属する写真管理閲覧ソフトで見ています。子供の成長をパラパラ眺めるのが習慣化している私に最適なソフトなはずなのですが、例えば、リビングであの時の写真を見ようと思っても、書斎からMacBookを持ってきて、iPhotoを立ち上げて、長い長い検索時間を待ってサムネイルを拡大して…なんてやっていられないのです。チラッと見たいのにチラッと見れないわけです。
いつでも思い出に触れたいのにシステムの問題でそれができないのです。

容量の心配がなく、できればiPadのような気軽な端末でパラパラ眺めたいのです。

そこでFlickr!

Flickr(フリッカー)というYahoo!が運営する写真共有サービスをご存知ですか?
ある時、Proアカウントの特典を見ていて気がついたのです。Flickrは共有「も」できる写真の保管庫であることに。このサービスを利用していながら使い方をまるで知っていなかったのかもしれません。私が保管庫に選ぶ条件はちょっと厳し目なのですが、Flickrの2つの特徴によって、クリアできていることに気がついたのです。

フル解像度でいくらでも

ひとつ目はProアカウントだけの特典ですが、「フル解像度でいくらでも」写真をアップできます。
これはかなり大きな特典です。以前まで保管は容量制限なしでしたが、一ヶ月で2GBまで「しか」アップできなかったのです。この制限があるのとないのでは雲泥の差があります。もし2GBの制限がつきますと、私の場合全ての写真をアップするのに三年もかかる計算になります。そんなに待てません。写真の保管庫なら過去の分もまとめて面倒をみて貰う必要があるのです。アップロード無制限だからFlickrは写真の保管庫になれるのです。これがひとつ目の理由です。

自分だけ見れる共有ポリシー

もうひとつの理由は、共有ポリシーです。私の写真のほとんどは家族の写真で、共有とは正反対の「私だけが楽しむ」というポリシーを適用できなければなりません。そしてFlickrには「自分だけ」というポリシーがあるのです。
共有サービスなのに共有しないなんて!私はこの設定を見落としていました。自分だけが見れる写真を好きなだけアップできる!この2つが揃って、保管庫として最低限の条件を満たしたのです。

円高が追い風に

あとは価格、これはできるだけ安いほうが良いに決まってますよねw
FlickrはWebサービスなので、利用料になります。外付けHDDのように買い切りではなく一年単位の定期出費になります。支払いはドルで、私はPayPal経由で支払いました。二年間で49ドル、一年でも契約出来ますがトータルで安く済むほうを選びました。Flickrなら二年先でも使っていたいはずだ、という直感を信じています。Flickrと競合しそうなサービスは今のところ見当たりません(DropBoxは高過ぎます)ので、利用料が高いのか安いのか判断が難しいと思います。円高を計算に入れて、外付けHDDと比較してみると良いかと思います。

ここまでFlickrを褒め続けてきました。が、残念なところ、仕方のないところもお伝えしておきます。

動画は90秒まで

残念なところひとつ目は、動画のアップロードが90秒に制限されているところです。娘のおゆうぎ会、サルカニばなしの劇はとても90秒では収まりません。これはパソコンから消去することはできないという意味もあります。日常的なホームムービーは、30秒付近で切るようにしてますので、問題ないのですが。

Web版は難解なレイアウト

もうひとつ残念なところはWeb版の使い勝手が今ひとつ自分に馴染まないところです。メニューのひとつひとつが何を意味するのか想像できませんでした。

アップロードに泣きたくなる

仕方のない点もひとつあります。写真を全てアップロードするのに忍耐が必要なところです。iPhotoの機能でひとつのイベントからひとつのセットとしてアップできるので、再分類しなくて良いのですが、なんと!ひとつのイベントごとに操作が必要なのです。既に1000イベントある私は泣きたくなります。200イベント9000枚をアップして若干途方にくれています。

しばらくブログをお休みしていましたので、大分書き散らかしてしまいました。

次回は写真をパラパラ眺められるオススメのアプリ

Flickrは日本語化されていないサービスなので、ちょっと敷居が高いかもしれません。ですが、次回ご紹介するiPhone/iPadアプリのFlickStackerをご覧いただくと気持ちが揺れてしまうかもしれません。そもそも写真を感じるのに言葉は必要ないはずです。写真は言葉の壁を簡単に超えます。私はこのアプリを見て、Proアカウントを決めました。それほど良い仕上がりのアプリなのです。次回をお楽しみに!
flickstackr

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