
地震以降時間が止まってしまった
地震以降色々な作業がストップしています。みなさんはいかがでしょうか。私はタスクをリスト化して毎日メンテしていますので、幸か不幸か期限切れのタスクの数ではっきり把握できてしまいます。日常的に必ずやらなければならないSEのお仕事や家事はかろうじて出来ているものの、ある程度先の将来のための行動が全くできていないのです。自分で期限を切ったタスクばかり残っています…。タスクリストだけで判断すると、その場しのぎで投げやりな時間を過ごしているようにも見えてしまいます。
私はグズになってしまったのでしょうか。
できること、やることだけでは見えなかったこと
タスク管理で見るとすっかりグズになってしまった私、地震前後の時間の使い方をおさらいしてみることにしました。先日、GTimeReportというGoogleカレンダーの時間を集計してくれるツールを教えていただいたので、さっそく使ってみました。このツールは、Googleカレンダーのスケジュール時間をカレンダー毎に出力してくれるので、ちゃんと記録を取っていれば、どこが減ってどこが増えたか見える化できるんです。レポートは、ExcelやGoogleドキュメントのスプレッドシート形式で出力してくれます。簡単な計算式で3つカレンダーに時間が集まっていることがわかりました。・情報収集カレンダー
→ニュースにかじりついている
・プライベートカレンダー
→こどもの写真をなんとなく眺めている
・生活時間カレンダー
→地震後睡眠時間が20%増えている
地震グズは精神的な被災
この特徴から分析すると、ニュースを見て被災地の被害に胸を痛め、そのストレスをこどもの写真で癒し、疲れて寝てしまう、そんな姿が想像できます。実際にそんな毎日を送っていました。私はグズになったのではなく、知らない間に被災していたのです。結局は自分のものさしで理解するしかないんだ
なんとなく頭ではわかっていましたが、こうして時間を集計してみると確信が持てます。理由に確信が持てれば、解決策にも自身を持って取り組めます。今の私に大切なのは、シーベルトや水位の上下をリアルタイムで追うことではないということです。地震のことは頭から離れませんが、TVを消して情報のコックを絞り、他の誰かからまとまった情報を入手すべきなのです。ありきたりな解答ではありますが、自分の中でつじつまが合う状態にはしておきたいのです。私は時間で説明つけば、自分の中で納得ができます。みなさんは壁にぶつかったとき、何を信じて前に進みますか?GTimeReport - Creating time reports from your Google Calendar to Excel and Google Docs Spreadsheets. |