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2012/04/24

WBSで結婚を計画する 東ラ研タスク管理分科会Vol.7開催しました!

人生の一大イベント「結婚」。

特に結婚式は限られた予算・時間の中で、愛する人の望みを「できるだけ・欲張って」叶える重要なプロジェクトですよね。

今回はその「結婚プロジェクト」をWBSして、プロポーズ〜新婚旅行までを計画するワークショップを開催しました!

4月22日 東京ライフハック研究会 タスク管理分科会Vol.7(東京都)

こういう勉強会ってどうなの?

内容をお話する前にココに触れておきたいと思います。

ちょっと考えてみてください。

日常的にタスク管理とか自己管理の話題になるとき、それはどんなときでしょう?

それは大半がお説教もしくは、指導のときなんです。 だから本当にいいことを伝えても、伝えられても、どうしても身構えてしまいます。

さらにタスク「管理」というとどうしても面倒なイメージがあります。

それでも「管理」をするのは、何か超えられない壁を乗り越えたい!という強いモチベーションがあるから。

この勉強会は「強いモチベーション」で自分を奮い立たせている方たちが集まる場所。ですから、タスク管理のスキル関係なし、年齢関係なし、もちろん年収や社会的地位も関係ありません。タスク管理や自己管理を純粋にプラスの方向に向けられる場所なんです。

だから、自分の思ったことが伝えやすい、他人の言ったことを吸収しやすい、そして楽しんで学べるんです!

「月面」新婚旅行を計画

宇宙工学の専門家が私のグループに2名もいらっしゃったこともあり、新婚旅行は宇宙旅行に行く計画をたてることになりました。

宇宙旅行というと非現実的な話に聞こえますが、私の子供の世代には案外あり得る話かもしれません。

WBSのような計画をたてるときのセオリーは、タスクの洗い出しをキッチリやること。洗い出しが大雑把すぎて不足していると、「だいたいこのくらい」としか見積もれません。表面上はマイルストーンやクリティカルパスのようにおおまかに表現されていても、その内部には細かいタスクが連続して配置されていることに変わりはないからです。

専門家のお二方は宇宙旅行のタスクをキッチリ洗い出していましたので、けっこう精度の高いものが出来上がった!のかも。

結論

プロポーズから月面旅行まで約7ヶ月で達成可能

出来上がりはこんな感じです!
分科会WBS

大きな模造紙と付箋を使ってWBSしました。付箋を使うと、計画に無理があったときすぐに貼りかえて修正できるんですね。

もし職場でアナログ的にプロジェクト管理を行うときがあったら、今回の経験はとても役に立つかもしれません。

プロジェクトの管理者だけが修正できる計画表を作ってしまうと、管理者の負担が重くなりますし、管理される側もあまり見なくなってしまいますよね。

付箋を使った計画表は、みんなが触れられるもの。管理者の負担を軽くし、管理される側に積極的に参加を促すひとつの答え、なのかもしれません。

A's Thought web-Log(ATL): 東ラ研タスク管理分科会Vol.7と #タスクBar に参加した #tokyohack

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2012/04/02

4・22(日)タスク管理の勉強会を開催します 「仕事の見通しをたてよう!」

See the flag? see the hole? go to it boy!

仕事の見通し力、みなさんは自信がありますか?

見通し力が甘いと色々残念な結果に終わることが多いです(経験上)。

目の前のボールしか見えていない。ゴルフでいうとホールをよく見ないでアプローチするようなものです。

これでは、上手く行きませんよね。

仕事の見通しをたてよう!

今回は仕事の基本中の基本のなかのさらに基本部分。「見通し」について勉強したいと考えてます。

仕事の計画をたてるのに必要な3つの情報。
・プロジェクト(目的や成果物)
・リソース(コストや条件)
・タイムスパン(納期や期限)

これらはその仕事に携わる方なら誰でも知っている情報です。

誰もが頭にインプットしているはずなのに、なぜか差がでるアウトプット。

単純にスキルや経験の差もありますが、それらを支えているのが実は「見通し力」なんです。

スキルや経験が無くても、あらかじめリスクを含んだ計画をたてられれば、挽回のチャンスがいくらでもあります。

もし何か失敗したとしても、こういうリスクがあるからここを助けて欲しいと相談することができますし、そもそも納期に影響のない失敗は「ゆらぎ」であって、厳密には失敗にカウントされません。つまり、堂々と平常心でいられるわけです。

見通し力をつけるには?

実践あるのみ!っといいたいところですが、なかなか練習する機会ってないですよね。

・利害が発生する仕事では思い切ったことができない
・どうしても周りの目を気にしてしまう
・上司にいつも決められてしまう

そこで、勉強・練習できる場を設けようと考えた結果、勉強会という形になりました。

同じような悩みを抱えている方たちと一緒に勉強できるので、悩み共有・ノウハウ共有が期待できると思います。

もちろん主宰する私も見通し力を勉強する生徒のひとりです。

ですから、

グループワークという形でひとりひとりが集まってみんなで考えられるような工夫を検討しています!

「勉強会がはじめて」という方にもオススメです!

詳細は、お申し込みページから。ぜひお気軽にご参加ください〜。

4月22日 東京ライフハック研究会 タスク管理分科会Vol.7(東京都)

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2012/01/30

自己紹介を三周もやって打ち解けた人たちがひとつのマップに書き込んだから見つけられたもの!東ラ研タスク管理分科会を開催しました



東ラ研タスク管理分科会を開催しました。
今回のテーマは1月開催ということもあり年間目標に通じるものを選びました。

「なりたい自分になるために今年できることを探そう」

今となってはちょっと長すぎたかなぁなんて思ってます。いや、途中から気がついていたのですが変更できなかったのです(笑)
勢いが悲しい結果つながることって割りとあり得る話ですよね。

ワークショップは二部構成
・マインドマップで自分(ミッション)探し
・GTDでミッションを遂行する

8倍ブレインストーミングだから世界も8倍

参加者8名と少人数でしたので、一枚のA0用紙に全員でブレインストーミング!そして出来上がったものがトップの画像です。

センターはX年後の自分。8名の自分がこれだけのブランチを追加したのです。誰かが伸ばしたブランチに他の誰かが追記する、アイデアが広がりまくりです。

この地図の中からこんなキーワードを拾い集めました。
・両親と旅行する
・瞑想する
・たくさんのありがとうを貰う

新しいミッションと習慣

新しく習慣に追加しようと決めたことがあります。
・自分の身の回りの人の欲求をメモする
・思考を完全に止める時間を作る

両親と旅行の計画を立てている最中、親を亡くされてしまったというエピソードをお聞きして私はいてもたってもいられなくなりました。

両親と旅行に行くためにできること、まずはどこに行きたいか?

これはなかなか決められないはず、だって子供が旅行に招待したいと聞いたらできるだけ安く済むところを言うに決まっているはずだからです。

自分の身の回りの人の欲求をメモする

だから私は両親と会ったときにそれとなく調査することに決めました。例えば、こんな風に。
・食事中、高知県のカツオがおいしいと言えばそれをメモして高知県を調べてみる。
・テレビで富士山がキレイだなと言ったら、富士山がキレイに見える場所を探してみる。

いわば、ステルスマーケティングならぬ、ステルスリサーチングです。
今は奥さんと子供に限定してコレをやっていてとても好評なので、対象の幅をググっと広げてみようと思ってます。

思考を完全に止める時間を作る

もうひとつは、頭を空っぽにする時間をつくること。

私は思春期のときに常に思考を回して手を止めないことが至上だという答えを出してから、思考を止めることは悪だと決めつけて生きていました(笑)

今回のワークで頭を空っぽにする時間が自分にどういう風に作用するのか興味が湧いてしまったのです。
・もしタスク管理を一週間しなくなったらどうなるか?
・もし警察官がいなくなったら日本はどうなってしまうか?
・精神的な安定も健康に通ずるものがある
・マインドマップに精神的な安定について書き込みが少ないのはGTDのおかげ?
・座禅は姿勢にこだわるところ、無心にこだわるところ、寺によって考え方が違う

ワーク中の雑談から発展する面白い話、タスク管理分科会の名物といってもいいでしょう。

まとめ

結局私にとっての「なりたい自分」というものに変更はありませんでした。(たった数時間のワークででてくるものではないと思っていましたが)ですが、ワークで見つけた新しい習慣は「なりたい自分」への課程でぜったいに必要な要素ではないかと確信を持っています。

これは、自己紹介を三周もやって打ち解けた人たちがひとつのマップに書き込んだから見つけられたものです。

参加されたみなさん、そしてスタッフのみなさん、ありがとうございました!

仲間たちのレポート

私の新しい習慣を作ってくれた参加者のみなさん、これはもう仲間と呼んでもいいのではないか!

我、「東京ライフハック研究会 タスク管理分科会Vol.6」に参加す! | jMatsuzaki


「東京ライフハック研究会 タスク管理分科会Vol.6」参加レポ « KK blogs : けーじぶろぐ

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2011/11/23

タスクのレビューはモヤモヤをスッキリさせる行為 #tokyohack

タスク管理分科会を開催しました。
雨の中ご参加頂いたみなさん、お疲れ様でした。

モヤモヤをスッキリさせるために必要なものとは?

今回は普段お使いのタスク道具をお持ち頂いて、みんなでレビューをやろうという企画。さらに自分はどうすればスッキリした状態になれるのか考えて頂いて、それをリストにすること、つまりレビューチェックリストを作ることが目的でした。

このレビューチェックリストを使うと
「次のレビューからはそのリストに沿うだけでモヤモヤがスッキリできるでしょ?」
という自分で言うのもなんですが、わかりやすい企画でした(笑)
これはスタッフとかなり密なディスカッションをしてやっと辿りついた結果ですので、とても満足しています。スタッフのみなさんも同じようにやりがいを感じていてくれてると嬉しいな。

今回は大きな収穫が2つありました。

ひとつ目の収穫

私がタスクのレビューを行なうようになったのは、GTDが世に出るずっと前、詳しくは忘れましたが10年以上はやっているはずです。ですが、雑談をはさみながらリラックスしてレビューするのは今回がはじめての経験でした。
普通に考えて黙々と集中しながらやるのがよいと思うのですが、雑談の相手もレビューしているわけで自然と思考がレビューに戻ってくるのです。とても不思議な感覚。

適度なリラックスは柔軟な発想を産みます。これを普段の生活に取り入れてみたいなと思いました。特に同じ目的を共有する仲間と一緒に行うレビューはとてつもない効果を秘めているような予感がしています。それに気がついたことがひとつ目の収穫です。

ふたつ目の収穫

もうひとつの収穫は、作成したレビューチェックリストを参加者で共有できたことです。
こんな意見がありました。この中にあなたのスッキリポイントはありますか?
・Inboxを必ず空にする
・OmniFocusのレビュー機能を終わらせる
・タスクの開始日を決める
・次の日の帰宅時間を決める
・次の日の何時に何をやるのか決める
・漏れをなくす(頭の中身をInboxに全ていれる)
・タスクを優先順位順(手をつける順)に並べる
・EvernoteのInboxをチェックする
・全てのタスクにコンテキストを割り振る
・紙一枚に仕事の状況を全てまとめる
・タスクリストに最新の情報を反映する
・タスクを実行する単位(今日・今週・今月)に分ける
・メモを全てToodledo(タスク管理のシステム)に入力する
・toggleを使って作業時間を記録する

私も参加者のみなさんと一緒にレビューチェックリストを作成しました。結果的にみなさんとはだいぶ違うものが出来上がってしまい、キチンと共有できていたのか疑問が残っています…。
こちらは次回の記事で紹介したいと思います。

次回の開催は来年1月頃を予定しています

ブラビオの町田さんから、こんなに貴重な会は他にはないと仰って頂いて、現在非常にモチベーションが上がっております。さらにブレインさんのレポートを読んでクライマックスまで上がっております!

東ラ研タスク管理分科会Vol.5に参加してきた+週次レビューリスト公開:A's Thought web-Log(ATL):So-netブログ



次回も楽しくタスク管理を学べるような企画を用意してお待ちしております

ぜひぜひご参加ください。

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2011/09/14

【連載 第一回】目的別 GTD週次レビューで抑えておきたいこと 「残業を0にする」

number zero

今回から数回に分けて週次レビューに焦点をあててお送りします。
私はほとんど本を読まないので、あまり学術的な説明は得意ではないです。なので、体当たりで挑んで失敗を繰り返し、自らの体験からお伝えできるところを書いていきたいと思います。

レビューをきちんとやったら、こういう効果が現れました。

・残業を0にして、自分の時間を確保できた
・自分のやりたいことを見つけられ、それに打ち込めるようになった
・判断にスピードを与え、新しいアイデアから仕事をものにできた
・理想の奥さんと理想的な家庭を築いている

レビューというのは、過去を振り返り未来を創りだす作業です。私は単純なポカをやってしまうような人間ですが、失敗から学び、次にどうすれば良いのかを考える機会がその分あったので、レビューの重要さを知ったのです。

学生の頃、どうすれば目当ての女の子と知り合えるのか?という疑問から独自のタスク管理法を編み出し、レビューを繰り返しデートを重ね、それなりに楽しい毎日を送れた、というのが私の元々の原点です。その15年くらい後にストレスフリーの仕事術(=GTD)と出会い、感銘を受け今に至ります。なので、レビューのやり方は、独自の方法にGTD式をつけ加えたものになります。ツールは選びません。必要なのはレビューする時間だけです。

若干ぶっちゃけてしまった部分もありますが、本題の「残業を0にする」に入りましょう。

残業は不必要なコストだ

賛否両論あると思いますが、残業を本当に0にしたいのなら、この問いにはYESと答えられなければなりません。これから行うレビューを信頼できるかどうかに大きく影響するからです。

時間的、金銭的に見ても、残業は雇う側、雇われる側、管理する側、される側、どなたにもメリットがないはずです。サービス残業で暴利を得ている方がいるという話を耳にしますが、サービス残業の実態は責任範囲の拡大解釈、職場内の同調圧力が原因であるケースがほとんどだと思います。

サービス残業という悪手を選択する前に、もう少しできることがあるか考えてみましょう。

なぜ残業をしているのか?

仕方無く…という答えが聞こえてきそうです。私も以前はそうでした。残業の理由を聞いているだけなのに、無理と決めつけてしまいたい気持ちになりそうです。耳がパタンと閉じてしまうか、傷口に塩を塗りこむような思考が必要かもしれません。

職場の立場によっては、職を変えない限り本当に無理なケースもあるかと思います。しかしあなたがそれを決められる立場になれば、解決できるかもしれませんよね。

残業を0にすることは並大抵のことではありません(少なくとも私の職場では)。今すぐにではなくて、ある程度時間がかかることだということを念頭に考えてみてください。

私はその立場になるまでに5年くらいはかかりました。立場を得てから、残業を無くすまでさらに5年くらいかかりました。10年かけてやったことは、レビューの中でこの3つの問いに答えられるようにすることでした。

・ある仕事にかかる時間を正しく言い当てることができるだろうか

・ある仕事に割り当てられる資源(時間・コスト)を計算できるだろうか

・期限が妥当でない仕事にNoと言えるだろうか


どれかひとつ欠けてもうまくいきませんでした。ハードルが高いと思われるかもしれません。そう思った方はそれだけ残業を0にするのが難しい環境に置かれていると言えると思います。

余談ですが、私も難しい環境に置かれていました。月に200を越える残業をしていた時期があります。これは会社から命令されたわけではありません。不思議なことに私はそれを望んでやっていたのです、グチをこぼしながら、自分の置かれた環境を呪いながら。言葉は悪いかもしれませんが、いわゆる社畜といわれている働き方です。だから今思えば自分を難しい環境に置いていただけだったのかもしれませんね。

次回は3つの問いに答える方法

【連載 第一回】目的別 GTD週次レビューで抑えておきたいこと 「残業を0にする」 いかがだったでしょうか。
次回は1つの問いに答える方法について、お送りします。

あなたならではのレビュー方法見つけませんか?

レビューの方法は、本に書いてある一律な方法よりも、その人がどのような目的を持っているかによって観点を変えたほうが効果がでると思います。私は私なりの方法をまとめていますが、あなたは私とは違う別の問題を抱えていて、私なりの方法では解決できないかもしれません。
私はこれを解決できるかもしれない場を設けました。
無料ではありませんが、ボランティアでやっていますので、格安です。もしよろしかったら、一緒に学びませんか?
9/23開催です。詳細は、こちらのページから。

9月23日 東ラ研 タスク管理分科会Vol.5(東京都) 9/23(金)開催

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2011/02/03

東ラ研タスク管理分科会Vol3 開催しました(後編)


前編に引き続き、東ラ研タスク管理分科会Vol3のレポートを投稿します。これだけ時間が経過しても、レポートを書くための記憶があいまいにならないのは、大まかな要点をメモしているから、そして参加者のみなさんがレポートを書いてくださっているからです。

トラブル
毎回何らかのトラブルに見舞われますので、トラブル耐性が自然とつきます。心臓を強くしたい方はスタッフに加わっていただくといいかもしれませんw

大きいものが2つありました。ひとつ目は開始早々に。トラブル耐性がついてきた私たちですが、さすがに開始5分前に全ての資料が開かないとなると焦ります。すぐに復帰できたので運営にはそれほど支障はできませんでしたが、心臓がまた少し強くなりました。さゆきさん、ベックさんその節はお騒がせしました。

もうひとつは時間に関するもの。ベックさんの講演で盛り上がりすぎてかなり時間がおしてしまったのです。どちらかというと嬉しいトラブルに分類できると思うのですが、前半に予備の時間を全て使っても返せないほどおしてしまうのは、なかなかエキサイティングな出来事です。ですが、私たちスタッフは予備を使い切った後、どこで時短できるかを特に話し合っていましたので、なんとかなりました。これはチームワークの勝利でしたね。
大目標のサンプルの海賊王で引っ張り過ぎとのつっこみも頂きました(主にベックさんかずもとさん) 。まぁいいじゃないですか、これからも仲良くしましょうよw そして、かずもとさんのLove&Disの精神はクセになっちゃうかもしれませんので、みなさん要注意ですよ。
Kazumoto's Eye - Home
ココを読んで頂くとどれだけ面白い方かおわかりになるかと思います。

北真也さん(通称ベックさん)の講演
ベックさんの資料、わかりやすくてたいへん参考になりました。特に目標を階層化して整理する、行動を定量化する部分、色々と気付きがありました。

実は海賊王であれだけひっぱったのは、ひとつ疑問があったからです。海賊王に位置する目標は私にとっては小目標に値するもので、大目標に据える意味がわからなかったのです。私の悪いクセかもしれませんが、目標というととにかく人生のゴールを思い浮かべてしまうのです。年間目標を決める段階で自分の死に様を考えるようなものです。だから、目標をたてるのに時間がかかります。ちなみに一日のゴールを決めようとしても、今日で人生がもし終わったらというところから入りそうになりますので、やはりとても時間がかかります(毎日30分の時間を用意しています)。

講演中に質問して、改めて気がついたことがありました。海賊王になることはあくまで人生のチェックポイントでしかないということです。チェックポイントをなぜ大目標に据えるかというと、わかりやすく言葉に発しやすい道しるべがあれば、達成しやすいという効果が見込めるからです。遠くて手の届かないところを見据えて分散してしまうよりも、わかりやすく手が届きそうなところに集中できたほうが、近道かもしれません。
…また海賊王でひっぱってしまいましたね。

目標の立て方について、もっと詳しく知りたいという方がいらっしゃいましたら、ぜひベックさんのブログをチェックしてみてください。個人的にこの記事がとても参考になりました。

Hacks for Creative Life! » Blog Archive » 2011年の定量的目標と習慣化したいこと
書いただけで目標を達成したり、習慣を身につけられたら苦労しない。そもそも、これでは何を以て目標達成と言えばいいのか分からない・・・ということで、もう少し計測可能な目標に落とし込んでみたい。

私の目標
グループワークでの私のお仕事はタイムキーパーでした。6人1テーブルで、発表、フィードバック、シェアの3つのフェーズがありますので、かなり複雑です。おしてしまった時間を巻き戻すためにも、ここはきっちりと時間を測りたいところでした。が、目の前のテーブルの空席から、こっちへ来なさいと呼ばれている気がして、途中から参加してしまいました。

私が発表した年間目標は、タスク管理分科会を盛り上げていくこと

まだまだどうすると盛り上がるのか?がよくわかっていないのです。ぜひともそのプロセスを確立したいと考えてます。今のところ、気さくだけどちょっと頼りない感じを目指してますw みなさんがちゃんと助けてくれないとうまくいかないですよ(^^)

タスク管理は、社会人(特に中間管理職以上の方)には必須のスキルです。GTDのエッセンスは、主婦、学生など、ストレスを低減して日常を楽しく過ごしたい方にとても有効です。そして児童にまで応用できるかもしれません(娘と一緒に実践中です)。ですがこの学問、なかなか勉強できる場所と機会がありません。ならば、東京ライフハック研究会で創り上げてしまおう、というのがコンセプトです。

今回私たちは、みなさんからご意見をお伺いできる場所をFaceBookに用意しました。まだアカウントをお持ちでない方はぜひ登録して、私までご連絡ください。タスク管理分科会の掲示板へご案内致しますよ。

東ラ研 タスク管理分科会
今後、FaceBookに最優先で速報を流していくつもりです。ぜひチェックしてください。

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2011/01/31

東ラ研タスク管理分科会Vol3 開催しました(前編)


東ラ研タスク管理分科会Vol3 開催しました。参加者のみなさん、スタッフのみなさん、ゲストスピーカーのベックさん、そして主催のモヨリさん、お疲れ様でした。

盛り上がった!
今回もたいへん盛り上がりました。参加者のみなさんが自由に盛り上がれる場の雰囲気、これはタスク管理分科会ならではの空気だと思います。この空気感を大切にして、次回もみなさんが気持ち良く参加できるよう準備することをお約束します。またスタッフのみなさんにも、やってて良かったと思って頂けるような会にできればと思っています。

トリガーリスト
年間目標を見つけやすくするために、トリガーリストを用意しました。スタッフが実にひと月もの時間を使って準備した100項目以上のリストです。
配布したロディアを全て使い切ったという方もいらっしゃいましたので、みなさんモリモリ気付きを得られたのではないでしょうか。私も開催前にやってみました。みなさんと同じようにモリモリ出てきましたよ。今では周次レビューと合わせて、このリストを毎週なぞることにしています。

出会いと再会
新たな出会いがありました。

目標を客観視するということ ~東京ライフハック研究会に参加して 【 マインドマップ1年生 plus ライフハック! 】
とてもステキなマインドマップ やまもとさおんさん 残念ながら直に会話できず、Twitterでのからみのみ

タスク処理についての雑感 | おうち
LOMOのステキな写真をブログに掲載している えんこさん 残念ながら直に会話できず、Twitterでのからみのみ

終了がホントに時間ギリギリだったこともあり、「直に会話できず」の状態がどんなにくやしい状態か思い知りました。

会いたかった方との再会もありました。


kazumoto (kazumoto) on Twitter
Find the meaning of my life.のかずもとさん

東ラ研タスク管理分科会Vol.3に参加した:A's Thought web-Log(ATL):So-netブログ
東ラ研イベントでよくお見かけする ぶれいんさん

そして何よりいつもSkypeで会話しているスタッフのみんなにまた会えました。


日刊 わたる 64 - 寝落ち〜 - 日刊 わたる
ついにスタッフに! わたるさん
Ken AKASHI (ksworks) on Twitter
分科会のスーパーエンジニア 明石さん

田嶋健一 (taji0103) on Twitter
スタッフMTG皆勤賞? たじまさん

色々な方々との出会いは、もう私の財産といってもよいくらい大きなものとなっています。みなさん今後ともよろしくお願いします!

少し気持ちが良くなってきたところで、次の記事に続きます。(つづく)

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2011/01/20

年間目標をたてよう! でもどうやって? そうだ! 北真也さんに聞いてみよう!

・睡眠時間を削ることが多かったので、睡眠時間ではなく稼働を削る方向で調整
・家族との時間をもっと増やす(土日のどちらかは家の為に必ず空ける、何もしない週末を作る)
・仕事についても残業が常態化していたので遅くとも9時には家に帰る生活を目指す(そうすれば、飯風呂1時間、作業2時間が確保できる)
・執筆活動は締め切り前にワタワタするのではなく、前もって作業をはじめて平準化

と、これまた定量的にはかりづらい感じなので週で以下の生活ができていればOKとする。

・平均睡眠時間で6時間を確保する
・土日どちらかは家にいる日を確保
・平日9時に家に帰る
・締め切り日でも最低4.5時間は寝る
2011年の定量的目標と習慣化したいこと

北真也さんは、ご自身の目標をこれ程詳細なレベルまで公開しています。これはとてもスゴイことです。さらにもっとスゴイのは、この結論を導き出すために日頃からご自身にアンテナを向けていることです。

ご自身の理想に少しでも近づけるようがんばった結果、睡眠時間や家族との時間が少なくなってしまった、だからそれを改善するために6時間は寝る、家にいる日を確保する、と。ボトムアップな方法で目標を決めていく好例だと思います。定量化されシンプルになればなるほど達成もしやすいですね。


ピンと来た方は、ぜひ北さんのブログをのぞいてみてください。ライフハックの情報が満載で、特に手帳の使い方の記事がスゴイです。

「Hacks for Creative Life!」を読んで、北真也さんをもっと詳しく知りたいと思われた方、ありますよ。ちゃんと用意していますよ。なんと1/23(日)開催のタスク管理の勉強会に、北真也さんをゲストでお招きしています!

サービス精神旺盛な北さんのことですから、ここでしか聞けないライフハックがドンドンでてくるかもしれません。既に満席となりましたが、USTによるライブ中継を行いますので、ぜひぜひ観にきてください。

北さんのお話は1/23(日) 13:50頃から放送予定です。東京ライフハック研究会のTwitterハッシュタグ #tokyohack からお送りしますので、お見逃しなく。

編集後記:
北さんと言えば、赤いシャツのアイコンがトレードマークですが、実は一枚もお持ちでないそうです。

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2010/12/21

ヨシナのデジアナ手帳術〜自己管理に革命を起こそう 東京ライフハック研究会ライトニングトークより


東京ライフハック研究会のVol4に参加してきました。
自分のブログを宣伝するためか、はたまた主宰しているタスク管理分科会を宣伝するためか、それとも東ラ研に参加される方々ともっと仲良くしたいのか、私はこのライトニングトーク(5分限定のミニプレゼン=LT)に毎度挑戦することにしています。

思えば、東ラ研Vol1にLTした時は、LTをやったことも見たこともない状態、加えて勉強会にも初参加の状態で、他人のマネをすれば良いかなくらいの感覚でいたら、一番手になってしまい見事にタイムオーバー、要するに失敗したものです。でも、恥ずかしいという気持ちはなく、面白い体験でした。
下は当時の記事のリンクです。タイムオーバーを語り尽くせなかったと言い換えている自分の文章スキルには少々脱帽しています(笑)

第一回東京ライフハック研究会 5分間では語り尽くせなかったライトニングトーク「クラウド時代のTodoリスト Toodledo」

今回も失敗したところはありましたが、挑戦する3つの目的を果たせはしたと思っています。タスク管理分科会に興味をもたれた方がとても多かったからです。そして、LTはまたやらせて頂くつもりです。テーマはなんであれ、何か話せることは必ずあるはずです。5分間自分の話を無料で聞いて貰えると聞いたら、私ならやりたがるはずです。

私が普段使っている自己管理のツールはこちらです
私のブログに訪れる方たちのことですから、ご存知のツールばかりだと思っています。全てメジャーなツールかと思います。要するに私もみなさんが普段使っているツールと同じようなツールを使っています。
今、多くの方が注目されているのは、最近かなり便利になってきたスマートフォン、それと手帳やパソコンなど今まであったツールをどうやって使っていくのか、というポイントだと思います。
私はこれらにある一定のルールを決めて使うことにしています。

こちらはデジタルツールをつかうときのルールです。タスク、スケジュール、そして資料は、それ専用のツールにしまっておきます。ちなみに資料というのは、Webページやメモ(テキスト、写真)になります。
デジタルの利点は見やすく再利用しやすくローコストなところです。例えば、スケジュールやタスクを1000件登録しても、かかるコストは登録にかかる時間的なコストだけです。それ以外のコストは無視できるほど小さいからです。
時間になればリマインダーがきますし、仕事で、というフィルターをかければ、仕事のタスクだけを表示することができます。毎週の定例会議の時間をセットしておけば、何か変更がない限りずーっと使えます。
なので、デジタルツールが得意とするような決まりきった情報は全てこれらのツールに預けることにしています。

今、私が重要だと考えているのは、実はアナログのツール(=手帳)のほうです。
手帳は、流れ作業ではない、頭を働かせる作業のお供に使います。頭を働かせる時間はとても貴重な時間です。貴重な時間で使うツールだから、重要なのです。手帳の使い方が人生に大きな影響を与えるといっても良いかと思っています。
例えば、私はこういうケースで手帳を使っています。仕事で調整が必要なとき、家族が楽しみにしているイベントの企画、自分の将来設計。どれも流れ作業に入る前の重要なポイントです。
単純な答えがないような問題を整理するのは、まだまだ手帳のほうが便利だと私は思っています。

デジタル、アナログの使い方ルールをまとめるとこのようになります。
手帳を使って複雑な問題をなるべく定型化する。整理できたらデジタルツールに任せるというルールです。なるべくデジタル任せるべき作業を多くしたほうが生産性は上がります。アナログに任せるべき作業が多いときは、自分が始めて体験することや、特別なイベントが多いことがわかります。
これは、なにか製品をつくるのに設計図を書いて論理的に作り、その後工場で大量生産するときの流れに似ているものがあるかと思います。慣れていないことは、たいてい大量生産に失敗しますから、手帳を見返して振り返り反省していくのです。

みなさんもご自身のどういうケースはデジタル、どういうケースはアナログが良いのか?一度考えてみるのも面白いと思いますよ。


こちらもヨロシクです!
まだ開催まで一ヶ月あります。楽しく、実りのある会にできれるよう着々と準備を進めているところです。


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