連載第二回です。
今回も引き続き「残業を0にする」ためのレビューについてお送りしていきます。
バックナンバー
【連載 第一回】目的別 GTD週次レビューで抑えておきたいこと 「残業を0にする」ある仕事にかかる時間を正しく言い当てることができるだろうか
感覚的にだいたいわかるよという方がほとんどだと思います。しかしだいたいと答えた方は要注意です。それはどのくらい正確でしょうか?
実は勤務時間内に仕事を終わらせるには、仕事のスピードを早くするのとは全く別次元の考え方が必要です。仕事のスピードがどんなに上がっても限界がありますし、仕事のスピードが早い=できる方には自然と仕事が集まりますから、やはり違うアプローチが必要なのです。
まずは自分の仕事の許容範囲を知る必要があります。許容範囲の器は勤務時間で、それにどれくらいの仕事を入れられるか考えるためには、仕事にかかる時間を正確に言い当てるスキルが必要なわけです。
正確な時間を言い当てる、最善の方法は経験則から考えていくことです。だいたい読めると答えた方は、それなりに経験値をお持ちのはずです。私が要注意と書いたのは、経験値からの感覚を鵜呑みにしてほしくないからで、実測による数値化を信じて欲しいからです。
やり方はいたって単純です。仕事の始めと終わりの時刻をメモしてみてください。ストップウォッチで計測しても良いでしょう。三回程度の平均時間が仕事にかかる時間です。はじめに予測した時間と平均時間はどのくらい誤差があったでしょうか?
仕事の責任範囲が広い方は、複数の仕事を同時にこなす必要があります。きっと同じ仕事なんて2つとないとお考えでしょう。では、時間計測をしたことがない仕事の見積もりはどのように立てればよいでしょうか。これは仕事に手をつける順序を思い浮かべることで解決できます。
きっとあなたは今まで経験したことのある仕事との共通点を見つけて取り掛かると思います。ですから、共通点を見つけだすことは得意なはず。時間の見積もりも同じです。共通点を見つけてください。そこが現時点で見積もれる範囲です。
次回は2つ目の問いに答える方法です
【連載 第二回】目的別 GTD週次レビューで抑えておきたいこと 「残業を0にする」 いかがだったでしょうか。よろしかったらバックナンバーもご覧ください。
【連載 第一回】目的別 GTD週次レビューで抑えておきたいこと 「残業を0にする」
あなたならではのレビュー方法見つけませんか?
レビューの方法は、本に書いてある一律な方法よりも、その人がどのような目的を持っているかによって観点を変えたほうが効果がでると思います。私は私なりの方法をまとめていますが、あなたは私とは違う別の問題を抱えていて、私なりの方法では解決できないかもしれません。私はこれを解決できるかもしれない場を設けました。
無料ではありませんが、ボランティアでやっていますので、格安です。もしよろしかったら、一緒に学びませんか?
9/23開催です。詳細は、こちらのページから。
9月23日 東ラ研 タスク管理分科会Vol.5(東京都) 9/23(金)開催