9/23(日)大久保にて、東ラ研タスク管理分科会Vol.5を開催いたします。
今回のテーマは「レビューのやり方をみつめてみよう!」です。
タスクを点検する それがレビューの第一歩
私には家を出るときに必ずポケットを確認するクセがあります。iPhoneとサイフ、この2つを忘れていないか確かめるためです。忘れ物をしていないか点検するクセなのです。タスクのレビューもそれに近いものがあります。あの仕事はどうなっているかな?と不安になる気持ちを解消してくれます。
玄関でiPhoneがないと気がつくときがあります。決まってそういうときは、悪いタイミングで何かが起きたときです。電話がかかってきた、メールがきた、たまたまスボンを履き替えている途中だからしまい忘れるのです。
いつも終わるはずの仕事が終わっていない、あり得ないタイミングで仕事が増えた、タスク管理がうまくいなかくなるのは、こういう外部的な要因も多いのです。だから点検し正常な状態に戻すためにはレビューが必要なのです。
では、レビューって何をすればいいの?タスクを見返すことはわかってるんだけど。
3+1のポイントがあります。
1.重点をおさえる
大事な予定、大事な仕事を取りこぼさないように点検します。仕事の期限を点検できれば、概ね合格でしょう。大事なことは頭の中に全て入っていると過信・油断しないための点検です。2.まわりを固める
重点をおさえたら今度はまわりを固めます。準備の作業は十分か?を確認していきます。会議に資料が必要なら、資料作るために必要な作業を洗い出します。この洗い出しは細ければ細かいほど、実際の仕事が捗るようになります。やることがわかっている状態とこれからやることを整理する状態とでは、スタートダッシュにかなりの差がでるでしょう。3.足元をつよくする
時には順調に進んでいたはずの仕事がひっくり返ることがあります。1.2.を正しくやっていても、です。上でも紹介しましたが、あり得ない出来事が起こった場合です。現実的に起こり得るリスクを想定しておきましょう。もし先方の作業に遅れが生じて自分の作業にも影響がでてしまう、というケースが想定できるならば、別の作業に着手できる環境を整えることも考えておくべきです。外部的な要因に足元をすくわれないようにするための点検です。
+1.成し遂げたいことに一歩でも近づく
1.2.3.はすぐ先の未来(例えば来週とか)のタスクに対する点検でしたが、+1はもっと先の長期的な目標に対するタスクの点検になります。長期的な目標って、人生の目標って、いったい何があるでしょう?
私はタスク管理やGTDを行う目的はココにあると思っています。目先の問題をさらりと片付けてもっと先のことを考える技術だと思っています。毎日ゆとりがなくて余裕がないかもしれません。しかし、その余裕を作り出すのがタスク管理です。
夢の実現をひとつひとつのタスクに分解し、日常に組み込むチャレンジをしてみましょう。もし組み込みが難しければ、もっと細かく、もっと簡単に。10km走るのはとても無理であっても、ひと駅歩くだけならできるかもしれません。
できないことをできるように点検するのが+1のレビューです。
ひとりきりの戦いは時につらい
GTDはかなり有名なタスク管理法ですが、まだまだ一般的とは言えません。実は私のまわりにもGTDやタスク管理という単語に反応してくれる方はほとんどいませんでした。今日もTwitterで話題に上がったのですが、iPhoneでタスク管理をやっていると遊んでいるように見えてしまいます。仕事を円滑に進めるため、でも白い目で見られるという、なんとも歯がゆい話です。学校では教えてくれない だからみんなで学ぶ
今はたくさん仲間がいます。特にタスク管理分科会のスタッフは私の良い相談相手であり、良い先生です。タスク管理は学校では教えてくれない学問です。
国語や英語や数学も必要ですが、人生の目標と向き合うことができるタスク管理もまた必要な学問だと思うのです。この学問はGTDというフレームワークこそあれど、これをやればいいという具体的な万人に効果がある方法が確立されていません。だから私は東京ライフハック研究会に分科会という形で場所を作りました。
よろしかったらタスク管理を一緒に学んでみませんか?
東ラ研タスク管理分科会Vol.5は9/23(日)大久保にて開催です。
多数お申し込みが合った場合は割引もできそうなので、どしどしとお申し込みください。
お待ちしております^^
9月23日 東ラ研 タスク管理分科会Vol.5(東京都)