2010/11/21

衝動的な欲求から年間目標を決める 私なりのやり方

To spare a thought about something
無意識の中から年間目標を探り出すことはできないか? これは私が主催するタスク管理分科会のテーマを決める際に出てきた意見です。発案者は共同主催者のモヨリさんです。いったいこれはどういうことでしょうか?
私にはこの話に心当たりがあります。

新たな年を迎えるにあたり一念発起して年間目標を立てる、ということは誰もが考えたことがあることではないでしょうか? ただしその割に目標通りにうまくいったという話はあまり聞きません。目標を立てよう立てようと思っていて、気が付くともうすぐ師走…なんて話もあり得ることだと思います。

目標の立て方、正当法はやはり将来自分がなりたい姿を想像するところから始めるのではと思います。数年前に履いていたお気に入りのジーンズを履くためにダイエットする、キャリアアップのために資格を取得する。自分の城を構えるために毎月○万円貯金する、などなど。
無意識の中から探り出す方法は、正当法とは全く真逆のアプローチになるかと思います。目先のやりたいこと、気になることをきっかけとして、人生の重要なポイントを探り出すというやり方です。

やりたいこと、気になっていることを深く追求していくと普段自分が意識していない「何やら面白いこと」がポンっと出てくることがあります。

例えば、MacBook Airが欲しいと思ってからなぜかApple TVが欲しくなる過程で、「何やら面白いこと」が出ています。たいていの場合、思考はぐるぐると巡っていますのでよくよく意識しないと見逃してしまうくらいの小さい取っ掛かりです。


ここから私は何らかのメモを取りながらさらに深く追求を進めます。頭の中でぐるぐる考えることというものは、分岐点が多すぎて四つ五つ思い浮かぶ頃にはひとつ目のこと忘れてしまうからです。これはマインドマップという図法を使うとわかりやすくまとまるでしょう。

私はいつもこんな展開になるのです。おそらくは私の「何かしたい」という欲求の中心に家族という存在がとても大きいからだと思います。


「MacBook Airが欲しい」というはじめの衝動とは何の関連もないように見えます。でも、少なくとも今の私にはこの関連性はアリなのです。何らかの形でまとめておかないと私の中でも徐々に関連性は薄らいでいくと思いますが、今なら関連性がないと思うほうが難しいくらいです。

~したいという衝動的な何かから自分の本質を探り出すことができれば、それは一時的なものではない気がします。つまり年間目標に値するほど、重要なものであると思うのです。

とは言え、衝動が沸き起こる度にこんなことやっていられません。まとめる時間を考えると、とても現実的ではありませんよね。
私はこの手の衝動をタスク管理のシステムを使って受け止めて、整理しています。この「いつかやりたいこと」のリストを作っておくと、ぐるぐると考えた時間をムダにしません。もしかしたら衝動的な欲求から人生を左右するような何かが生まれるのではないか、とまで思っています。

おまけ
おそらくタスク管理分科会では、最終的にこういう形にまとめることがゴールではと考えています。モヨリさんの提案は、私が日常的にやっていることとよく似ていましたので、とても興味を惹かれました。


みなさんがこういう事柄をどう処理されているか? これはかなり面白いものになるのではないかと今からワクワクしています。

タスク管理分科会、次回開催は1/23です。約二ヶ月後になりますね。公式ブログやこのブログで速報を流していきます。

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