2010/11/01

ライフハック心理学セミナーに参加しました

ライフハック+心理学とは何か
大げさな話に聞こえるかもしれないが、誰だって、心が変わればものの見方が変わるのだ。そして心が変われば、人が変わる。人生を好転させたければ、心のあり方を変えてしまうのが、いちばんの近道なのだ。
ライフハック心理学
これは「ライフハック心理学」のまえがきを引用させて頂いた一文です。人生には、ライフハック=手法だけでは、どうしてもうまく行かない局面があります。こんなとき「ものの見方」を変えることによって、一発逆転した経験が私には数多くあります。
「逆転裁判」という有名なゲームがありますが、その中で頻出するワード「逆転の発想」と、これは近いものだと私は思います。正面から見ただけでは一面しか見えない、横から見たり後ろから見たり、時には逆立ちして見ることも必要だと思います。こうだ!と思い込んだものは一面からしか見えないことが多いのです。心のあり方が変わると横からも後ろからも見る余裕ができます。
人生の困難な局面ではものごとが一方向にしか流れていかないように見える瞬間があります。この本を読んでおけば、困難に直面した際、「ものの見方」を変え起死回生の案が浮かんでくるかもしれません。

続かない習慣を続ける方法
このセミナーで一番聞き耳を立てていた話題です。先の記事「禁煙を成功させる方程式」が完全ではなかった私に、今一番Hotな話題です。
・メリットがあるから行動する
人はメリットがあるから行動する、つまり続かない習慣には何らかのメリットが不足している場合が多いということです。早寝早起き三文の得ということわざがありますが、三文の得が感じられない方には早寝早起きは難しいはずなのです。朝目が覚めた瞬間に布団にはいつまでも入っていたい、朝バタバタしてしまう、を天秤にかけているのですね。朝のバタバタに慣れてしまっている方には三文の得は感じられません。だから出来ないのです。早起きのメリットを私には理解できませんが、これが理解できれば、そして覆されなければ自然とできるのではないかと思います。
ちなみに「禁煙を成功させる方程式」は、喫煙場所の役割や禁煙することで失うものに惑わされたことにより失敗しました。新しい習慣は良いことばかりではありません、それによって失うものの大きさを真に受けることでもあったのです。
・感情を介さない
朝6:30に起きる、たったこれだけのことしか考えなければ早起きは達成できます。寒い→布団に入っていたいと考えるから出られないのです。例えば、布団から出る時間までに部屋を暖めておくというアイデアはどうでしょう。少し先の未来の自分が迷わないよう手心を加えておけば、求める結果は得やすい、こんなお話でした。行動がひっかかるところに何か仕掛けを置いておく、ということですね。

タスク管理分科会の宣伝も
このセミナーは私が所属する東京ライフハック研究会主宰の北真也さんがファシリテーターとして、参加されておりました。佐々木さんからのフリを見事にアドリブで乗り切り、そしてお笑いに持っていけるところは、さすが!のヒトコトでした。東京ライフハック研究会と大きく銘打っても、最終的には中の人による部分が大きいのです。北真也さんのような気さくなそして面白いお兄さんが主宰していれば、きっと楽しい会に違いない!と思って頂けたのではないかと思います。北さん、大成功でしたね。
セミナーの時間が押す中、私主宰のタスク管理分科会の宣伝もさせて頂きました。私の感触ではタスク管理に興味を持っている方がたくさんいらっしゃいましたので、この会の需要を改めて感じました。タスク管理というものは、社会人にあったほうが良いスキルのひとつです。ただしこのスキルは、学校では教えてくれません。現状では、仕事で痛い目にあった方が駆け込むようなケースがほとんどではないかと思っています。私の役割は、タスク管理をもっとカジュアルに、もっと一般的にすることではないかと感じることがあります。みなさんから色々なご意見を伺い、それを吸い上げ、ひとつずつ実現していければと思います。
私たち東京ライフハック研究会のイベントはもうすぐ開催です!
11/3(文化の日) タスク管理分科会
11/6(土) 東京ライフハック研究会

@kazumoto さん本を出版される?
最後はちょっと疑問形で締めくくりたいと思います。楽しみにしています!

面白い!っと思ったら、シェアしてみませんか!

blog comments powered by Disqus