2010/10/04

禁煙を成功させる方程式



禁煙始めます
今さっき人生最後の一本を吸い終えました。もう辞めます。もう吸おうとも思いません。だぶん(笑)
私は自分の行動に迷ったとき、「それにメリットはあるのか?」という問いかけを必ずするようにしてます。成功する確立が飛躍的に上がりますし、もし力足らず失敗しても、なんとなくやって失敗するのとは反省の材料に雲泥の差があるからです。
禁煙も同じです。禁煙は私に大きなメリットがあります。まずこれを(無理やりでも)明らかにして、さらに後押しするコツまで自分なりに考えました。

禁煙の考え方
健康に悪いとか肺がんになりやすいとか、喫煙のデメリットは良く聞く話で統計も出ており信ぴょう性の高い話です。でも、この理由では禁煙しようという気にはなかなかなりません。喫煙している自分を否定することが私には難しいからです。大袈裟に言うと自分への裏切り行為です。×を○にするのではなく、○を◎にする話のほうが私は好きです。喫煙してても良い、でも禁煙したほうがもっと良い、こういう方向に自分の考えを持っていけると成功しやすいのではないかと思います。

禁煙のメリット
自分に数字をつきつけることで、メリットがハッキリします。私に効果的なのはやっぱり時間です。ダメ押しがお金です。
タバコを一本吸うのにかかる時間はおよそ5分ほどです。一日に一箱=20本なら100分の時間に相当します。でも、この100分の時間はただタバコを吸う時間ではありませんでした。私にとってこの100分はアイデアを考えたり、喫煙所にやって来たお客さんに営業する時間でもあるのです。ここで生まれたアイデアや受注までこぎつけた仕事を金額にするとかなりの額になりそうです。これは禁煙を阻むかなり高い壁でした。
最近はどうかと言いますと、お客さんにも禁煙が進みキーバーソンと出会う確立がかなり減りました。アイデアもたくさん浮かぶのですが、それを書き留めておける可能性が低いことに気が付きました。単純にタバコを持つ右手がふさがっているからです。喫煙に使っていた100分を喫煙所以外の場所で過ごしたほうが、より良く使えるはずなのです。
タバコを辞めると当然お金もかからなくなります。値上がり前は一箱300円、ひと月にすると9000円ですね。でも、9000円浮くと考えても私には効果がありませんでした。この金額をもっと具体的にする必要があったのです。
例えば今使っているWifiのiPadを3G仕様にできます。セミナーや勉強会に毎月ひとつ多く出席することができます。極めつけは、毎年新しいMacに換装することもできるかもしれないのです。こんな風に自分に照らし当てる方法もあれば、子供が興味を持った習い事にひとつ多く通わせることができたり、家族ひとりずつiPadやiPod Touchを買ってあげたりすることもできます。Apple製品ばかりでてきますが(笑)ご自身が大切に思っている物に置き換えて解釈してくださいね。
実際浮いたお金を何に使うのかまでは決めていませんが、もし禁煙が苦しくなってきたら決めてしまおうと思っています。

禁煙を後押しするコツ
禁煙を宣言することをオススメします。この記事を書いているのもその理由です(笑)
Twitterで宣言し、ブログで宣言し、職場や家庭や友人などそれこそ出会う人全てに宣伝してしまえば、もう吸えるタイミングはほとんどないはずです。一番キケンなのは、一人でいる時間です。この記事を書いている今が一番キケンな時間なのです。これには、喫煙具を全て捨て去ることで対抗するつもりです。手始めにライターや灰皿は燃えないゴミなのか危険物なのか調べるところから始めましょう。できることを小さい単位に区切ってひとつずつ乗り越えていきましょう。
ブログを書く時間がキケンならブログを休むというのもひとつの手段だと思っています。一人でいる時間を極力なくすのも、ひとつの手段です。

最後に大きな課題
ひとつだけ解決できていない問題があります。それは書斎です。わざわざ喫煙所を設けてあるのです、ベランダなのですが。タバコを辞めたら喫煙所を使わなくなります。考えすぎかもしれませんが、このベランダを放置するのは、ベランダを付ける決定をした過去の自分は間違いを犯したということにつながりそうです。これはいけません。こういうちょっとしたところから崩れていきそうなのです。春になると満開の桜が見れる場所でもあるのです(笑)一畳ほどの北側のベランダに、何か今までより良い役割を与えることができれば良いのですが…。
これからしばらくは、禁煙することで失うものに惑わされないようにしないといけませんね。ひとつずつ理由やメリットをぐるぐると考える日々が続きそうです。

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