2010/10/25

Googleリーダーを使おう+講習会のウラ話(ウラ話)

技術講習会にて、Googleリーダーの紹介をしてきました。発表した資料について公開すると共にちょっとしたウラ話もお伝えできればと思います。
こちらは講習会のウラ話を扱う記事になります。
「Googleリーダーを使おう」の話題については、こちらから。

簡単なプレゼンテーションならiPhoneで十分
今回の講習会はiPhoneをプロジェクターに接続して、プレゼンテーションを行いました。実は始めての経験でプロジェクターとうまく接続できるか(特に解像度)心配がありましたが、結果的にプロジェクター側は特に設定や調整の必要なく自動認識で表示できました。プロジェクターにはiPhoneを直接接続できませんので、VGAアダプターというケーブルを間に挟んで接続します。写真のようなつなぎ方になります。
この便利なケーブルはAppleストアから購入することができますので、簡単に入手できます。しかし大きな制限がありますので、購入にはレビューをよくお読みになることをオススメします。iPhoneの画面がそのまま出力されると思ったら大間違いなので、VGAアダプターケーブルに対応したアプリでないと出力ができないからです。例えばゲーム画面を大画面に映したいと思っても、対応しているゲームはほとんどないはずです。

iPhoneでのプレゼンテーションに使用したアプリ
GoodReaderというアプリ使用しました。このアプリは本来はiPhoneをポータブルHDDとして扱う+簡易ビューアーのアプリで、プレゼンテーション専用のアプリではありません。しかしPDFファイルの1ページを全画面表示できて、フリックによるページ送りができます。そして前述したVGAアダプターの対応アプリでもあります。有料ですが¥115と安いので、iPhoneでプレゼンをしない方でも予習用練習用に持っていても良いでしょう。プレゼンの開始時間ギリギリまで資料の確認ができます。
GoodReaderはPDFファイルの他にPowerPointや写真、音楽、動画のファイルにも対応しています。ただし動画なら全てのファイルが表示できるかというとそうではないので、変換が必要な場合もあるかと思います。
GoodReaderは操作面でも優れています。フリックによるページの送りの他に、ダブルタップによって要点を拡大することができます。ページの全体を説明した後、各ポイントを拡大表示して詳しく説明するような用途で使えます。拡大時にフリックを行うと画面を上下左右360°スクロールすることができます。要点から要点へスムーズに移動できます。ただし拡大時にはページ送りの操作ができませんので、一旦拡大を解除する必要があります。拡大の解除(縮小)は二本指でタップです。この時、両手が必要になります。片手でiPhoneを固定して、もう片方の手で二本指でタップする操作になるからです。そのため、余程器用でない限り指し棒を一旦置いて持ち替える必要がでてきます。プレゼンの緊張のあまりiPhoneを落としてしまわないよう心配な方は練習あるのみですね。

Adobe Acrobatを使わずにPDFを作成
ネット上でよく見かけるPDFファイルですが、いざ作成しようとすると別途ソフトウェアが必要になります。
・PDFファイル見るだけ:Adobe Acrobat Reader
・PDFファイル作成:???
この???に入るソフト、実はたくさんあります。企業ではAdobe Acrobatを使うケースが多いと思いますが、今回発表に使ったPDFファイルは「OpenOffice.org」というソフトウェアを使って作成しました。PowerPointのファイルをOpenOffice.orgのプレゼンテーションで開き、「PDFファイルとしてエクスポート」機能を使ってファイルへ出力しました。OpenOffice.orgは無料の総合オフィスソフトウェアでMicrosoftのOfficeと同じようなことができます。ちなみにWindowsでもMacでも動作します。
OpenOffice.orgのプレゼンテーションを使えば、資料をいちから作ることもできます。しかしPowerPointの操作に慣れている私にとっては、操作性がややとっつきづらい面があります。PowerPointがない環境での予備として、PowerPointが持っていないPDFファイルの出力などの補完として使っています。
他に???に入るソフトで有名なのは、「PrimoPDF」のようなプリンタドライバ型のソフトウェアです。PowerPointの印刷時にPrimoPDFを指定するとファイル名を聞いてきて、それがPDFファイルになります。印刷イメージをPDFファイルにしてくれるので、こちらのほうがシンプルかもしれません。

技術講習会では講習会の内容そのものもそうですが、プレゼンテーションも色々な方法にチャレンジし情報交換することで、みなさんがTPOに合わせたプレゼンが行えるようになって頂ければと思っています。用意した環境が現場で動作しないというドラブルはつきものです。iPhoneでのプレゼンは制限付ではありますが、今回予備としてなら十分使えることがわかりましたね。

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