2010/10/19

自分をサポートする専属秘書つくるライフハック



ドラマで見かける大物政治家や経営者には必ずといっていいほど腕の良い秘書がついて、つい羨ましく思うことがあります。秘書がスケジュールやアポイントなど仕事の段取りを全てこなしてくれるので、本来の仕事に専念できるかのように見えるからです。もちろんこれは私の勝手なイメージですので、実際はそんな上手くはいかないかもしれませんし、秘書のお仕事は段取りだけではないかと思います。ですが、雑用に惑わされず仕事に集中できる環境は誰もが欲するものかと思います。

理想の秘書がいるとより利益に関わる判断に集中できそうです。私のようなサラリーマンは勤務時間をもっと効率よく使って家族と過ごす時間を増やすことが利益となります。でも、秘書を雇う余裕なんてなかなか持てるものではありませんよね。なので、もし仕事のマネージメントを必要とするほど多忙なり煩雑であるなら、自分で理想の秘書も演じる必要があると言えるでしょう。仕事をしやすい環境を整え雑用を整理して臨めば、いつもより仕事が捗るはずです。また仕事が楽しいという感覚まで生まれるかもしれません。楽しんで仕事に臨めるとストレスは遠ざかり、あなたの能力は十分に発揮できる状態となる、そうなるといいですね。

ひとりで秘書まで演じようとすると、心配になるのは時間が足りなくなることです。準備や段取りに時間をかけ過ぎて、行動する時間が不足する心配です。確かに準備をいくら念入りにやっても仕事は終わりません。この心配が大きく働くと無意識のうちに準備と行動が同時進行になってしまいます。その結果、仕事が捗りづらくなり、冒頭のように秘書が欲しいなあと考えが一巡してしまうのですね。

では、準備に時間をかけ過ぎず本来の仕事に集中するには、どの辺りが良いポイントなのでしょうか? これには簡単な答えなかなかはありません。

私は毎日朝一番に一日のスケジュールを組んでいます。予定を組む朝一番の私が秘書に当たるのです。そして組まれたスケジュールを予定通りににこなす「だけ」の私をサポートします。
秘書のお仕事はもうひとつあります。一日の終わりにどの作業にどのくらい時間がかかったかをおおまかに記録するお仕事です。全く同じ一日が繰り返されることはありませんが、記録を取り続けると段々と傾向がわかってきます。この傾向を踏まえて予定を立てると達成しやすいのです。
ここで意識しているのは、この時間で絶対に終わらせるという根性論に近い感覚ではなく、いつも通りならこの時間に終わるという感覚です。

明日からすぐにできるのは、朝の身支度にかかる時間です。面白いのは朝に弱いという方ほど、テキパキと準備ができることです。自分なりに工夫ができれば、バリバリ仕事をこなせる方と同等とまではいかなくても、雑念に惑わされず自分の役割に集中して仕事ができるようになれるかもしれません。

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