2010/08/17

Evernoteからモレスキン手帳へ手間なくデータを持ち出す方法



今回はMSK Wizardを使ってEvernoteの情報をモレスキンサイズに切り取って印刷する方法をご紹介します。もちろん用紙のサイズがあれば、モレスキン以外の今お使いの手帳、ノートにも応用可能ですよ!

デジタルからアナログへ変換する動機
一言で説明しますと、それぞれのいいとこ取りをしたかったのです。
先々週ちょっと早目の夏休みを取って家族で旅行に行きました。ツアーではないので行き先も時間も自由です。なので子供たちとたくさん遊べるように、そして楽しめるようにお手製の行程表兼ガイドブックを作っています。
Evernoteに保存してある観光地やペンションの情報と、所要時間など時間と場所を中心にまとめた家族旅行オリジナル行程表、これらのバラバラの情報を見やすくするために編集してまとめました。そして、この情報をいつも持ち歩いているモレスキン手帳に貼り付ければ、家族旅行のオリジナルガイドブックができあがるのです。
手帳にまとめる利点は、情報を自分だけのものにしないこと、つまり奥さんでも子供でも好きなときにガイドを見れるようにするためです。

MSK Wizardの実力
MSK Wizardは公式サイトで使えるログイン不要のWebツールです。その正体は、テキストや画像を貼り付けることができるリッチなコンテンツエディタです。作成したコンテンツはPDFファイルに出力できます。このときモレスキンの用紙サイズに合わせて枠も出力されるので、印刷して枠に沿って切り取れば、手帳にぴったり貼り付けられるサイズになりますよ。
Evernoteの情報は、MSK Wizardへコピペで貼り付けることができます。全選択、コピー、ペースト、とっても簡単ですよね。ただ画像を貼り付けるときだけひと手間加える必要があります。

画像貼り付けのひと手間
コピー元のノートを共有のノートブックに移動してからコピペしてください。手間はこれだけです。PDFへの出力が終わったら忘れずに戻しておいてください。

なぜ共有にするのか?
なぜノートを共有にする必要があるのか、Evernoteの仕様についてご説明しておきます。
Evernoteの情報は基本的にデータの持主しか見ることができません。これはEvernoteからMSK Wizardへの貼り付けも例外ではありません。コピペで貼り付けたデータは、本物の画像ではなく、画像のURLの情報なのです。だから画像が外部から見える状態にしておく必要があるのですね。
このテクニックを応用すれば、実に様々なことに使えます。無限に近い容量、公開可能、この2つのキーワードから、何か良いアイデアは浮かびそうですか?

iPad版のEvernoteは娘の参加を促す
今年の旅行は娘と一緒に情報収集をして、気になった情報を全てEvernoteに収集しておきました。私が職場に行っている間、娘にiPadを渡してある宿題を出しておきました。それは取り貯めた情報の中からお気に入りをピックアップしておくことです。
旅行に行って何がしたいのか自分で選んで決める、親に連れて行って貰うだけではない自分で考えた旅行、これを娘に体験して貰いたかったのです。娘は自分で決めたパンづくり講座でくまさんのパンを作りました。もちろん私の分も作ってくれました。デジタルガジェットが便利になると家族が幸せになる、そんな未来を感じたひとときでした。

iPad版のEvernoteは、ノートブックとノートの関係がわかりやすくなっています。ですが幼稚園児の娘には、収集した情報をまだまだ簡単に探すことできません。そこで私はEvernoteの整理にちょっとした工夫を加えて、娘でも探せるように考えました。
Evernoteのノートを探しやすくするちょっとしたコツ

関連サイト
MSK Wizard

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