2010/10/07

禁煙三日目 失ったもの/得たもの



絶賛禁煙継続中
禁煙が三日目になりました。よく続いています。気持ちの整理を付けてからはじめたのが良かったのでしょうかね。
禁煙を成功させる方程式

禁煙して良かったのか、変わらないのかはまだわかりません。中毒症状が無くなる頃には辞めて良かったと思えるのかもしれません。特にタバコとは縁のない方が読むと私の悩みはとても小さいものに見えるかと思います。禁煙中の方はまさに苦労されていると思うのですが、ニコチンの中毒症状は絶対に無視できません。症状は些細なものなのでガマンはできます。しかしそれが24時間ともなると決心が揺らぐのです。

ダイエット中に四六時中好物のケーキを勧められたらどうでしょう? 一日はガマンできるかもしれません。でも二日目、三日目はどうでしょう?耳元で甘く囁かれたらどうでしょう? 禁煙者はこのくらいの誘惑に耐えられなければならないのです。

禁煙して失ったもの/得たものをまとめます。今の時点では禁煙して失ったもののほうが多く感じます。だから禁煙しても意味が無いという結論は早計です。これはいつかひっくり返るはずだと思っています。その瞬間を捉えられると面白いかもしれませんね。少なくとも私がおじいさんになったときに読むと楽しいはずです。

失ったもの
第一位は一息入れる時間です。
タバコを吸わなくなると一息付くことがこんなにも難しいこととは思いませんでした。ちょっと休もうとしても手持ち無沙汰なのです。右手の人差し指と中指、お口も寂しいです…。今はボールペンを持って、ガムを噛みながら手帳を見つめています。一息付けません…。

第二位は体の感覚です。
触感がとても鈍くなっています。手の平や指先が、何か薄手の手袋を通しているような感覚です。そして少し痺れがあります。これが中毒症状というやつでしょうか。おそらく一本吸えば感覚は元に戻るのでしょう。いや、今が元に戻る過程なハズなので、中毒状態に戻るという表現が正しいですね。こわいこわい。

第三位は時間です。
一日中異様に眠たいです。何か仕事をしても捗りません。なので、いつもより多くの時間が必要です。その反面、夜のがんばりが利かなくなり、すぐに眠ってしまいます。昨夜はいつの間にか意識が飛んでいて、気がつくと数時間時計が進んでいました。デスクトップ睡眠と言いましょうか。おそらくこれも中毒症状のひとつでしょう。当面は、浮いたはずのタバコを吸う時間よりも、居眠りや集中が利かないといった活動時間のロスのほうが多くなりそうです。これは仕方ないですね。

得たもの
第一位は禁煙フレンドです(笑)
Twitterのハッシュタグ #kinen にはお世話になっています。Twitterでも応援メッセージを頂くと成功させないとなあという気持ちになります。「Find the meaning of my life.」を運営するブロガー@kazumotoさんも禁煙を始めているようで、一緒に励ましあいながら禁煙していければと思っています。でも「禁煙頑張りましょう」とかツイートするとタバコを思い出すきっかけとなりそうなので、なかなか難しいですね(笑) 他に職場や家族にも禁煙を宣言してまわりましたので、禁煙どう?と都度聞かれます。そんなに失敗して欲しいのかな?ご心配とてもありがたく思います。

第二位は楽な呼吸です。
咳払いをすることがなくなりました。ヘビースモーカーな方は深呼吸にむせたりしませんか?あれは本来のあなたの呼吸ではないのです。タバコによってかなり呼吸が制限されていたことが良くわかりました。大きく息を吸い込むことができるようになりました。喫煙時よりももっと息を吸い込めます。息を吸い込めること自体のメリットは私にはわかりませんが、中毒症状のデメリットと呼吸が楽になるメリットは同じ体に起こる変化として相殺することに成功しました、気分的に。

第三位は行動がシンプルになりました。
例えば会議に出席する場合、会議の前に喫煙しておく必要がありますので、席を10分前に立って5分で喫煙し会議室へ向かうというスケジュールになります。なので、持ち物にも手帳とボールペンの他にタバコとライターに必要になってきます。タバコを吸わなければ会議室へも直行できますし、持ち物も少なくできます。
どこか外出先で待ち合わせする場合もそうです。待ち合わせ場所に早く着いて喫煙場所を探してウロウロするという時間を見積りから外すことができます。待ち合わせ場所に着いたら次の行動を考えるべきであって、灰皿はどこか?という本来の目的から外れたことを考え出すとどんどん複雑になるのです。喫煙場所がカフェにしかなかったら、コーヒーを注文し灰皿片手に座席を探し周り、急いで吸って急いで飲んで、時間ギリギリまでもう一本吸って、小走りで待ち合わせ場所に向かうなど、ただの待ち合わせが大仕事になってしまいます。ちょっと滑稽に聞こえるかもしれませんが、喫煙者の行動はこんな感じではないでしょうか。

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