仕事に夢中になればなるほど脱線してしまう。
「やりきった!」と思い、上司に持っていくと
「ぜんぜん違うじゃないか!」
上司の言い分をよく聞いてみると、確かに指示と違うことをやっている。
ああ今日一日、何をやっていたんだろう。あれほど理解していたつもりだったのに…。
思い込みの力がウラ目に
指示と違うことを全力でやってしまい、上司に叱られ、そして諭され、自分の無駄な努力を想うと途方にくれてしまう。一度こうだと思ったら突っ走る、そういう性格がウラ目にでてしまったのです。
上司は「わからないことがあったら何でも相談するように」と言う。
でも何も疑問に思わないから、何も質問もできない。
社会人になってからうまくいかない、この性格直したほうがいいのかな?
思い込みの力は爆発力
思い込みの力は爆発力。それは悪い面だけでなく、非常に良い面も持っています。例えば突っ走る人の対局、「慎重な人」。
慎重な人はミスが少ない分、進みは遅いものです。
こうすると失敗するかも、これは間違いかも。そう考えてる間は手が動いていないからです。
(だからといって慎重=悪いと言いたいわけではないのですが)
思い込みの強い人は、迷わず手が動く人。一気に仕上げてしまうからとても爆発力があります。
もし上司の指示通り仕事ができていれば、早く終わるのは当然思い込みの強い人になります。
ではどうすれば、脱線を予防することができるでしょうか?
脱線防止の朝メモ習慣
脱線を防止するには、レールをよく見ること。そのレールの役割を担うのが、朝メモ習慣です。
朝、仕事が始まるとき、一日にやることをメモします。
別に特別なことを書く必要はありません。毎日、頭の中でたてるスケジュールを紙に書きだすだけです。
なぜ書くのか?
脱線しやすい人は、朝決めたことと実際にやったことは大きく違っているはずです。まずはそれを自覚するために書きだす必要があります。
それから、
メモを数時間ごとに見返す。これがレールをよく見ることになります。メモを見返せば、脱線に気がつくかもしれません。そして修正できるかもしれません。
目標は、上司のチェックを受ける前に自己修正ができること。最終的にあなたの評価を上げること、です。
まとめ
思い込みの強い人ほど、迷いがないため仕事に集中しやすい。反面、ミスに気が付きにくい。朝、頭の中で考えたスケジュールをメモとして見える化する。
数時間に一度、メモを見返して軌道修正すると脱線が防止できる。
仕事の忙しい、そうでないに関わらず、朝メモを習慣化する。
軌道修正が難しい場合は、必ず上長やチームメイトへ相談する。
世の中で成功を収めている人は思い込みの強い人が多い。それは不可能を可能と思い込み、実現してしまうから。だから自分の性格に自信を持つ。