自分のやりたい仕事「だけ」をやって生きていく。
そんな生き方に憧れる方も多いかと思います。私もそのひとりです。
でも、ホントはわかっているんです。そんな仕事なんて「ない」と。
不満だらけの日常
日常は実に不満に満ちています。・誰も守れない定時退社日
・定時をまわってからやっと自分の仕事
・有休制度ってナニ?
職場には見えない檻があるように感じる。
しかしながら、生活を維持するためには檻に入るしかない。
ん〜なかなかしんどいですね。
不満には価値がある
不満には価値があります。そんなバカな!
・新しいアイデアを作り出す上で、最も役に立つのが自分の不満足である
・現在の不満足を解消することは、将来の富の最も大きな根源である
・旅行は世界最大の産業なのだ。人は毎日退屈を感じている
こちらはお金の科学という本からの抜粋なのですが、わたしたちが日常的にこなしている仕事も「誰かの不満足を解消して金銭と交換している」と考えることもできます。
誰かを喜ばそう
仕事は不満足を解消するもの。もっと発展させると、
誰かに喜んでもらうために仕事をする。と考えられるかも。
喜んでもらうには、言われたことをやっているだけでは足りません。相手の本当に望むものを想像し、仕事のやり方を変えなくてはなりません。
「やらされ感」を捨てる
「やらされ感」はガマンしか生まない「やらされ感」は相手に頼みづらい空気を作り出す
「やらされ感」はあなたの仕事の価値を落とす
ひとつも良いことがないように見えます。いっそのこと捨ててみるのがいいかもしれません。
「どうすれば、相手に喜んでもらえるだろうか?」
この問いを意識していると、行動のひとつひとつが変わってくるかも。それは自分のアイデアで勝負する世界だから。
いつしか頭の中は相手を喜ばせるアイデアで一杯になり、それらは全て「あなたがやりたい仕事」に変わるかもしれません。
やりたい仕事だけが用意されている環境なんてない、今の環境をやりたい仕事に変えていく。
それにはきっと決意が必要なんでしょう。
決意の水曜日
まとめ
自分が不満に思うことは、他の誰かも不満を持っているもの。日常的に不満を抱えているから、相手の不満も理解できる。だから、相手を喜ばせる方法も思いつく。
長所と短所は表裏一体なところがあります。
相手を喜ばせる方法を思いつくことができれば、それはあなたの才能・武器のひとつになるでしょう。
自分の才能を思う通りに発揮できる仕事。自分のアイデアで勝負する仕事。それが「やりたい仕事」だと思っています。