2010/10/17

ヨシナのズボラー手帳術


ズボラーの定義
私はズボラー=型にはまらないと捉えています。
例えばシステム手帳のように週間や月間など決められたフォームがあって習慣的に書くというのではなく、書くべきことがある場合だけ書く、イベント発起型のスタイルを想像しています。一般的に手帳に記すことが当たり前になっている方を指して、ズボラとは言えないですよね。どちらかというとマメな方です。なので、ある意味必要に迫られて、書かないと失敗するから書く、目的を達成するのに必要だから書く、という使い方がズボラな使い方ではないかと私は定義します。
定型がないからこそ、書いた内容を後で見やすい様に工夫する必要が出てきます。システム手帳のように日付を辿って見つけられるような書き方ではないからです。見やすく、そして使いやすくする工夫こそが「ズボラー手帳術」ではないかと思います。

夫婦のイベント企画を手帳に
結婚記念日は家族の誕生日と並ぶ、家庭内の一大イベントです。我が家ではまだ小さい子供を親に預かって貰える数時間だけのイベントになりますが、それでも日頃子供を連れているとできないことを中心に企画しています。
例えば、去年はインドカレーを食べに行きました。夫婦共にインドカレーが大好きなのですが、子供は辛くて食べられないので、という理由です。今年は有名なスペイン料理パエリアを食べに行こうと計画してます。下の子が2つになるのでもう少し時間を延長して映画を見ようとも考えています。
家族会議で決まった今年の結婚記念日の方針を私は手帳に記しました。ちなみに結婚記念日はいい夫婦(11/22)で、まだまだ期間があります。メモって置かないときっと私は忘れます。これは忘れてしまいそうだけど、忘れてはいけないことです。この辺りが動機の「必要に迫られる」部分になります。
では、このページの中で使っているズボラー手帳術、3つのポイントを紹介します。

大事なイベントにはリマインダー
書いたページが後で簡単に辿れるようクリップを挟んでいます。このクリップによって結婚記念日の準備を怠ることを予防しています。今後スペイン料理店を見つけて追記する際にもすぐにこのページにアクセスできます。
ダイソーで見つけた!モレスキン手帳に使える簡易ブックマーク

次のアクションをわかりやすく
手帳にメモを記してもなかなか効果がでないという意見の方をよくお見かけします。メモの取り方を見せて貰ってほぼ全員共通するのが、次のアクションが書かれていないことです。予定やイベントだけをメモしてもそれは頭で記憶できてしまえば済むことだから、効果が出にくいのです。
もう一歩踏み出して、次にとるべき行動まで書き出すとメモはぐっと活きてきます。またイベントの検討の過程を記すのもオススメです。結論は絶対に忘れないという方でも、どうしてこの結論に至ったのか?は忘れやすいかと思います。迷ったときにイチから考え直すのは時間がかかりますよね。
私は行動を表すメモに□を書くことに決めています。この目印は、後日整理してタスクリスト登録した際に塗りつぶします。こうしておけば、漏れがなくなりますよね。
ちなみにこのアイデアは「モレスキン 伝説のノート活用術」という本を読んで知りました。
手帳のイベントで学んだデジタルアナログ使い分け術〜モレスキン「伝説のノート」活用術・出版記念イベント

関連資料も手帳に
映画の割引券があります。当日までまだ時間がありますのでおそらく何処かに行ってしまうでしょう。
この割引券は、手帳のメモに関連する資料とも言えるかと思います。整理に迷った資料は思い切って貼り付けてしまいましょう。
整理に迷うなら貼り付け、この方法を奥さんに見せたら当たり前だと言われましたので、意外とポピュラーな方法なのかもしれません。私は過去手帳に何か貼り付けることに抵抗がありました。が、今ではペンケースにテープのりを入れておくほど使い方が変化しました。単純に便利だからです。
手帳にはポケットが付いているものも多く割引券程度ならしまえます。また付箋ポケットという便利な付箋があります。該当ページに臨時的にしまうのに便利そうですね。
紙類をどんどん貼り付けると手帳が膨らみます、そして書きづらくもなります。下敷きを用意する方法もありますが、不要になったら簡単に取り外せる方法を用意しておいたほうがと良いかと思います。
床屋の割引券を覚えていられますか?行動に関連するアイテムをキャッチしておく3つのTips

尚、このズボラー手帳術は「Tanakamp的ヒトコト。」さんの企画です。よくよく読んでみると募集企画ではないようなのですが、楽しい話題&書きたい話題なので乗っかります。既に書いてしまった後だから(笑)という理由も多分にあります。

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