2012/01/11

マインドマップとGTDを組み合わせて自分の将来を考える

think

水平思考と垂直思考を組み合わせる

自分の将来、例えば5年先10年先のことを考えようとすると、何から考え始めてよいのやらよくわからなくなります。グルグル考えて振り出しに戻ったり、さっき思いついたことを忘れてしまったり、思考はチグハグになります。写真のロボットのように。

こういうときに便利な思考のやり方があります。

水平思考:自由な発想で広く浅く考えるのに向いている
垂直思考:決まりきっていることに対して深く考えるのに向いている

この2つをうまく組み合わせると、今までよりも広く深く考えることができるようになります。

水平思考はマインドマップで

マインドマップは自由な発想を行いやすくするための図法です。考え事の中心となるものを図の中心におき、そこから発想できるものを広げていきます。

マインドマップで発見する

この図はブログ用かというくらい実に簡単に描いていますが(笑)、こんな風にパッと思いついたことを線でつなげてどんどん広げていきます。「これは深く考えてみよう」というものが浮かんでくるまで続けます。ちなみに図はXMindというフリーのツールです。

わざわざ図に描くのは、今日見つからなくても明日なら見つかるかも、という持久力に期待できるからです。アイデアが短時間で必ず沸いてくるとは限らないからです。

垂直思考はGTDで

GTDはタスク管理の手法のひとつです。ワークフローが特に秀逸でルール従って処理すると、漏れがない実行計画が立てられます。複雑なこともかなり整理できますので、モヤモヤした頭をスッキリさせることができます。

ワークフローではまず気になったことを一箇所に集めるところからスタートします。この気になったことというのが、先のマインドマップで見つけた「これは深く考えてみよう」にあたります。

GTDは後回しが嫌いです。今すぐにでもできることならすぐにやれ!というのがルールのひとつです。ですが、恐らく今の時点ではアノ手コノ手を模索しなくてはならないすぐには解決できないもの(プロジェクト)ではないかと思います。ここからは狭く深く考える垂直思考で考えていきます。

マインドマップからGTDへ

プロジェクトは複数の行動(タスク)の集まりです。つまりこれから模索するアノ手コノ手の集まりになります。達成するために必要な行動を全て洗い出します。もちろん今わかる範囲で構いません。

omnifocus for iPadで管理

長い期間をかけて達成するプロジェクトは、当初の予定が変わったりします。だから今届きそうな範囲をすぐにやったり、行動する日付を決めたりします。そして週に一度プロジェクト全体を見渡して、新たにわかったことを反映します。不要なタスクは捨てて、次の一手を加えていくのです。私はOmniFocus for iPadを使ってこんな風に管理しています。

これを継続することができれば、自分の将来やりたいことが実現する可能性はグッと高くなるに違いありません。目標を持つことは毎日を楽しくすることだと思います。

実際にやってみませんか?

1月28日(土)開催の東京ライフハック研究会タスク管理分科会にて、本記事の内容を行うワークショップを開催します。よろしかったらご参加ください。

東ラ研 タスク管理分科会Vol.6 申し込みページ

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