2012/01/13

行動を可視化できるGoogleカレンダー使いやがれ!

Googleカレンダー。

タイトルが命令口調になってしまいすみません。
奥さんが大好きな番組をマネしてるだけです(笑)

一ヶ月くらい空きましたが週次レビューの話の続きです。
週次レビューについて今までこんなことを書いてきました。

タスクのレビューはモヤモヤをスッキリさせる行為 #tokyohack
その場でメモを取る破壊力を知る前にやめてしまう悲劇
心配ごとを理論上で解決すると半分くらいに減る


GTDに時間管理を補強する

週次レビューというとGTD(タスク管理の手法のひとつ)を思い浮かべる方が多いかと思います。
特に447ブログの読者さんはそうだと思います。

GTDと言えばストレスフリー、心配ごとを見つけてはスッキリさせることに快感を覚えるくらい心配ごとに耐性がつきます。
しかしながら、人によってはもう少し具体的なアプローチが必要だと感じる場合があります。

・タスクに期限を付けたけどそれまでに果たして終わるのか?
・タスクをいつから始めてよいのかわかりづらい
・ルーチンワークを効率化させたい

要するに時間管理に関する領域を補強してあげる必要があると思うのです。

48Frames

Googleカレンダーはタスクと時間枠を仲良しにするツール

上の図は私のカレンダーです。これが私なりに考えたアプローチの結果です。

週次レビューでは一週間(168時間)全ての時間に30分単位で予定を組んでしまいます。
上から順に行うルールです。
・睡眠時間を週42時間確保する
・食事、お風呂、身支度の時間を確保する
・会議や約束などアポイントメントを確認し準備や移動時間を確保する
・出勤、帰宅時間を決める
・プロジェクトリストから仕事のタスクの細かいスケジュールを決める
・タスクリストから余暇の時間にやることを拾う

実際やってみると、予定がぶつかってしまったり一日で収まらなくなることがあるかと思います。
実はこれがGTDだけでは見えない部分なのです。無理なタスク管理をしてしまった部分なのです。

帰宅時間を先に決め、それから仕事のスケジュールを決めることで、仕事量が適切かどうか判断するための基準となります。基準を設けてから仕事量を調整して減らそうという意識が持てるようになりました。

これは48Framesという時間管理の手法で、何とか言語化していきたいと思ってます。

447ブログ: Googleカレンダーでワーク・ライフ・バランスを整える「48Frames時間管理術」



一週間の先取りはとってもリスキーな行為?

もっとも一週間分の時間を先取りして決めてしまうのは、ハイリスクなように思えます。

例えば、30分で終わると思っていた予定に1時間かかってしまった。すると、後の予定が全て30分ずれてしまうわけです。急な割り込みに時間が取られてしまった場合も同じですね。

実はこれもGTDだけでは見えない部分なのです。
終わると思っていたことが終わらない不透明感、これが可視化できたに過ぎないのです。

たった30分で終わるからと割り込みを甘んじて受けてしまう、その蓄積がモロに残業につながることがありありとわかってしまうのです。きちんと残業代を支払う会社なら人件費で利益がぐんぐん下がっていくのです。気軽に割り込ませないプレッシャーを自分に与えること、割り込みが発生しても崩れない予定を組めること、これらを意識できる自分になれます。

【社長の名言】二回でやめておけ

私たちはそれぞれが専門的な仕事をしています。だから毎日の仕事の細かいところに違いはあるものの、大筋は同じ仕事を繰り返しているに過ぎません。(まったく違う仕事になるとスキルアップにコストがかさんでしまいますよね)

だからどのくらい時間がかかるか全く読めませんという言い訳は、二回くらいでやめておいたほうが自分のためではないかと思います。

ある武闘家なんて一回受けたワザは全て見切ってしまうそうですよ、もちろんこれはマンガの話ですが。

もし立てた予定通りにこなせなかったら、実際かかった時間にGoogleカレンダーを修正します。この蓄積がライフログの役割を果たし、かかった時間の指針となります。つまりルーチンワークの見通しがかなりすっきりとします。

予定の修正、以前はブラウザが重かったりと手間がかかる作業でしたが、最近はWeek CalendarというiPhoneアプリがあるのでものの数秒で修正できるようになりました。このアプリはとても便利なので後日紹介したいと思います。

最後に「二回でやめておけ」この言葉の由来をお伝えします。
これは以前お世話になった社長から頂いた名言を私なりに解釈したものですので、著作者の意図を明記しなけらばならないのです。

本来は「情が移るから二回でやめておけ」という言葉で、男女のとってもドライな関係についてのおやじのひとり言的なお話でした。心当たりがあるわ!あるぜ!という方はぜひこの名言を活用されて、自分に打ち勝ってくだされば社長も喜ぶと思います。

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