2010/06/26

わずか2タップの入力を実現したiPhoneの家計簿アプリ「アクティブマネーPro」


効果がありそうとわかっていても、実際やってみるとなかなか続けるのが難しいもののひとつである家計簿。継続が難しい原因のひとつは帳簿への記入の煩雑さです。それは家計簿をつけて本当に節約できるのか?という先の見えにくさがそうさせているのかもしれません。そして頭の回転が早い方ほど、この傾向が強いかもしれません。
頭の回転が早い方は、収入と支出を帳簿に記入しただけでは節約には直接的に効果がないことを考えついてしまうのです。節約するためにはどこにお金がかかりすぎているのか考える必要があり、考えるためには帳簿につけた内容をなんらかの形で集計し、家計を見渡せるようにする必要があります。頭の回転が早い方は、レシートの金額を帳簿に入力するタイミングで、集計する方法まで考えてしまうのです。つまり効果的に集計するためにはこのレシートの金額をどの様に分類すれば家計を見渡せるのか?と考えてしまうのですね。これでは、本来帳簿に金額を書くだけの簡単な作業が、いつの間にかグラフを作る方法を考えることにすりかわってしまいそうです。
この状態を回避するには、考えるのを止めることです。そしてあなたが考えようとしていた作業を、信頼のおける家計簿入力法やアプリケーションなどのシステムに任せてしまうのが効果的です。今回紹介するアクティブマネーProは、あなたの信頼できるシステムに成り得る可能性を秘めた家計簿アプリです。

アクティブマネーProの一番の特徴は、わずか2タップで入力できるユーザーインターフェースにあります。あらかじめ入力項目を保存しておけるので、帳簿への入力は選ぶだけで完了します。私の場合、社食のランチ代や飲料水代などは、金額が決まっているので品名タップ、保存タップの2タップで入力できます。毎回金額が変わるようなスーパーでの買い物もカテゴリを食費、支払先をサイフに登録しておけば、金額の入力だけで済みます。はじめにカテゴリを決めておけるので、金額入力の際に考えてしまうことが少なくなるのです。また金額入力は00キーや計算機機能が付いた専用のキーボードが表示されるので、とても使いやすく感じています。

アクティブマネーProの特徴は入力機能だけではありません。家計を見渡すための機能も豊富ですよ。

予算機能
この機能は、予算に対する残金をパッと見で判断できる残量メーターで表示してくれる機能です。カテゴリやタグ別に予算を決めておくと、支出を予算から引いてグラフィカルに表示してくれるのです。記事投稿時はiTunesのアプリ説明に画像がありましたので、是非雰囲気を見てください。私は勤務中に使って良い経費の上限を決めていて、ランチ代、飲料代、(たまにおやつも)などを差し引いてます。封筒を使って予算を管理するという家計管理法がありますが、それと同じことができるのですね。

レポート機能
例えば、今月の支出の分布を円グラフで見ることができます。私の今月の支出は教育娯楽費の割合が大きいようです。どうやらiPad関連グッズを買いすぎているようですね…。この様に円グラフで感覚的に判断した後、リスト表示に切り替えて具体的に何にお金がかかっているかが追えるようになっています。支出の変化に気がついたタイミングですぐに原因を把握できるのです。

同じカテゴリのアプリと比べてちょっぴりお値段高めですが、価格相応の機能は持ち合わせているのではないかと思います。アクティブマネーProがあなたの信頼できる家計簿システムになれたら良いですね。

アクティブマネーProはこちらです。

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