2010/03/18

Googleリーダーで記事を素早く読む


Day 77: I can speed read., originally uploaded by elle_rigby.

先日Googleリーダーの購読記事について「広く浅く読んで記事を選別し狭く深く読む記事を洗い出す事」について取り上げました。とても基本的な動作の紹介でしたが、素早く選別するには目の動き、手の動きはとても忙しくなりますので、操作をできるだけ単純にしてスピードを重視する方法としました。では、今回は「選別した記事を狭く深く読む」方法について、同じくスピード重視の視点で紹介したいと思います。

記事を開く動作をカスタマイズする
Googleリーダーから元の記事を開くには、ショートカットキー「v」を入力するのですが、この時の動作がスピード重視とした場合には問題ありです。記事を新しいタブで開き、そのタブが前面(アクティブ)で表示されてしまうのです。これでは、ページをロードする時間待つ、もしくはGoogleリーダーをアクティブにし直すという余計な時間がかかります。この時間のロスを無くすため、ブラウザの動作をカスタマイズします。

GoogleChromeの場合、拡張機能の「Google Reader Open entry in background tab」をインストールします。この拡張機能はその名の通り「記事をバックグラウンドタブで開く」ことができますよ。

FireFoxの場合は、環境変数を修正します。アドレスの入力欄に「about:config」を入力して環境変数のリストを表示し、環境変数「browser.tabs.loadDivertedInBackground」の値を「true」にします。これで記事をバックグラウンドで開くことができます。ただしこちらは、Googleリーダー以外の動作も変わってしまうので注意してくださいね。

その他のブラウザは… ご存知の方がいらっしゃいましたら是非教えてください!
@447life(Twitterが開きます)

記事を狭く深くそして素早く読む操作
前回の記事では、広く浅く読んで選別した記事にスターを付けました。このスター付きの記事を狭く深く読む対象とします。Googleリーダーの「スター付きアイテム」を開いて一番上の記事を選択してください。ショートカットキー「v」を押して、記事をバックグラウンドタブで開きます。ショートカットキー「s」を押して、記事のスターを外します。これは二度読みを防止するためです。ショートカットキー「j」を押して次の記事にいきます。この動作を繰り返して、スター付きの記事をどんどん開いていきます。PCのスペックにもよりますが、私は10記事程度を目安として開いてます。次に開いた記事を読むのですが、読みはじめは一番最後に開いた記事からにします。タブを閉じた時に次の記事が自動で開くからです。私は速読法は身につけておりませんが、記事の文章を素早く読むためにまず重要な部分を探すことにしています。太字など強調書体の文字、段落、図や画像の付近に自然と目が行きますね。重要な部分を見つけられなかったり、ピンと来なかったらそこでその記事は読むのを止めることにしてます。ですが、選りすぐりのブロガーの記事ですので、途中で止めることはほとんどなかったりします。記事を読み終わったらタブを閉じます。タブを閉じるショートカットはブラウザにもよりますが、「Command+w」もしくは「Ctrl+w」である事が多いですね。開いた記事を全て読み終わるとまたGoogleリーダーのタブに戻ってきます。まだスター付きの記事があれば、はじめの操作に戻り時間の許す限り同じ動作を繰り返してます。
重要な記事は、Evernoteにクリップしておくのもいいですね。

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