2010/03/21

iPhoneの標準カメラアプリでブレずにシャッターチャンスを逃さない小ワザ


Pinhole Seesaw , originally uploaded by Darren C..

iPhoneの標準カメラアプリは、写真や動画を撮る、撮った写真を見る機能しか付いていない非常にシンプルなつくりです。iPhoneにはたくさんの他社製カメラアプリがありますが、起動時間や写真の保存から次撮るまでの時間が早く、また落てしまう経験もありませんので、私は今でも標準のカメラをレギュラーとして常用しています。

iPhoneカメラの弱点
標準カメラアプリには、国産の携帯電話と比べて色々な弱点があります。まず手ぶれ補正がない。iPhoneではじめて写真を撮った時、デジカメの創生期を思い出しました。手ぶれ補正がないせいで端末を少し動かす度に写真に歪みが生じてしまうのです。慣れるまでは端末を動かさないように意識する必要がありました。またシャッターボタンの位置に問題があると思います。端末の下側にあるためシャッターボタンが力点となり、端末を固定している指や手の平を支点としてシーソーのように端末が動いてしまいます。さらにシーソーの作用点にあたる位置にレンズが配置されているのです。これはシャッターチャンスに急いでボタンを押す時ほど顕著に現れます。

標準カメラの使い方に一工夫
シャッターの切り方に一工夫すると、手ぶれが少なくなりますよ。シャッターボタンは押し込んでから離した時に反応します。つまり押されたボタンが戻るときに写真が撮られるのですね。実はこの習性を利用して手ぶれを少なくできるのですよ。
シャッターボタンを押したままの状態で被写体にレンズを向けて下さい。
撮る時は指を少しスライドさせてボタンの上から移動させてください。
ちょっとやってみて下さい。シャッターボタンを押した時のブレを無くすことができませんか?またシャッターを押して離すよりも指を移動する動作のほうが早いため、シャッターチャンスを逃すことが少なくなるかと思います。この小ワザは他社製アプリでも使えるものがありますので、標準以外をお使いの方も試してみると良いかもしれません。また鏡に向かって自分撮りをする機会にも必須のテクニックになるかと思いますよ。

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