2010/04/19

Evernote整理の基本 ノートブックとタグ


Ten tags, originally uploaded by PlanetCoco.

Evernoteのデータ構造は、見え方の点でWindowsやMacのファイル構造とちょっと違いますよね。特にタグの構造はGMailのラベルとかなり似ているので、慣れている方ならとても入りやすいですね。しかしEvernoteからはじめてタグに触れるという方は、ノートブックとタグって何が違うの?と混乱を招くかもしれません。WindowsやMacのファイル構造に慣れきってしまった脳だと、これがなかなか身につかないのです。ああ、GMailを使い始めた当初の混乱を思い出します。。。
タグの構造をいちから学び、ファイル構造の考え方から脱却するのは、なかなか至難の業で時間もかかるかと思います。
そこで今回は、Evernoteのノート整理する基本であるノートブックとタグの話をしたいと思います。

タグの特性
タグはノートブックの一枚のページに貼り付けるインデックスのようなものだと考えて下さい。インデックスに書き入れる分類名がタグ名と同じものになります。またここがとても重要なのですが、一枚のページに複数のインデックスを張り付けられるのと同じように、タグもEvernoteのひとつのノートに複数設定することができるのです。
例えばひとつのノートに「iPhone」と「Twitter」というタグをつけたとします。すると「iPhone」タグを選択した時でも、「Twitter」タグを選択した時でもそのノートが表示することができます。
この様にノートをあるキーワードのタグで分類しておくと、後で探しやすくなるでしょう。

ノートブックの特性
ノートブックは、WindowsやMacのフォルダと同じようなものです。ノートブックがフォルダなら、ノートはファイルと同じですね。ノートブック>ノートのように、Evernoteのひとつのノートは、必ず何らかのひとつのフォルダに階層的にぶら下がります。そのためタグとは違い、ひとつのノートが複数のノートブックに属することはできません。こちらはすんなりと頭に入りますよね。

タグとノートブックを組み合わせると?
では、果たしてタグとノートブックを組み合わせるとどういった使い方ができるのか?ということを考えてみましょう。
結論から言いますと、実はノートブックはひとつで十分だと思ってます。あくまで私の使い方(Webクリップが目的)ではの話ですが。
理由はノートブックを分けると情報がきっちり分かれてしまうからです。分かれた情報は、タグでの分類も分かれてしまいます。タグはノートブックを横断できないからです。例えばAというノートブックを表示して、Tというタグを選択したとします。AノートブックのTタグ付きのノートが表示しますよね。しかしBノートブックのTタグのノートは表示されないのです。従ってタグでノートを整理している私にとっては情報が分断されてしまうことを指します。これは今の用途ではデメリットです。
今後私の使い方が変化する(例えばノートの共有とか)と、ノートブックを複数に分けるメリットが見えてくるかも知れないですね。

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