2010/09/14

本を読まない私が勧める読書のススメ

読書にお金や時間をかける価値はあるか?
のっけから誤解がうまれそうな言葉ですが。私が言いたいのは読書=情報収集のひとつと考えるともっと効率が良い方法があるのではないか?ということです。
私は本をあまり読みません。定番と言われる本すら読んでいないかも知れません。でも別に不自由してません、それはブログなど他のメディアから情報を得ているからです。無料で得られる情報でも充分な価値はあると思います。
そんな背景を持つ私でも、読んで良かったと思える本はたくさんあります。この記事を書くきっかけになったのは、それらの本にある共通点が見えてきたからです。それは、ウソみたいな話ですが、「読む前から何が書いてあるかわかりそうな本」です。こういう本を読むと私の払ったお金や時間は何倍もの価値に膨らみます。
冒頭の質問の答え、現時点では限定的に「ある」になります。将来この考えは変わる可能性が多いにあります。それは最近出会った本にたったのひとつもハズレがないからです。単なる情報収集にはない価値がそこにはあるのです。

読書は人の思考を深める効果がある
何か考えごとをするとき、結論まで遠く感じることがあります。条件が多過ぎて整理できなかったり、単に時間が足りない場合もありますね。これは考えごとをするキッカケが解決するまでグルグルと続きます。iPhoneの発売によって時効を迎えたW03の活用法はもう必要なくなりましたが、人生のようにずっと向き合うべきテーマもあります。どちらにせよ、その時点での最新の結論は早く出せたほうが良いに決まってます。悩むよりも行動したい、私はそう考えているからです。しかし思考には限界があります。一度に考えられる深さや幅は期待しているほど長くありません。こんなときメモに残したり、マインドマップを書いたりして明日の自分へ引き継ぎを行なっています。
では、読書は思考にどのように効果があるのか? 一度に考えられる思考の深さをジャンプできる高さに例えると、メモやマインドマップの作成はジャンプした最高位置に足場を作ることに似ています。次回はそこからさらに高く飛べるのですね。そして読書には、始めから高い位置から飛び始められるという感覚を感じています。何が書いてあるかわかりそうな本にはそんな力があります。何が書いてあるかわかりそう=本の内容を理解できて、さらに応用を効かせられるという構図になるかと思います。本の内容からもう一歩でも二歩でも思考を広げることができるのです。
普段から本を読む習慣がある方からすると、ごくごく当たり前の感覚かもしれません。でも、普段本を読まない私にはこの感覚が今とても新鮮なのです。このまま良い本とだけ不思議と巡り会えるラッキーが続いて行けば、この感覚が私の中に定着しやがては当たり前になる日が来るのかもしれませんね。

読書の価値をシェアしよう
9/26(日)に第二回目が開催される東京ライフハック研究会、今回のテーマは読書です。そういえばもうすぐ読書の秋なんですね。読書について何か思い当たることや読書が好きな自分をもっと広げたい方!ぜひ愛読書を持ってご参加ください。そこには、愛読書を紹介し合うという読書好きにはたまらない?企画が待ってますよ。
Twitterのハッシュタグ「#tokyohack」から得た情報によると著名な方も次々と参加を表明しているようです。ひとつのテーブルでグループワークをするなんて機会、めったにありませんよね。
開催内容についてはこちらから。
申し込みはこちらからどうぞ。
ちなみに私は他用で出席できずなんです…。参加できる方が羨ましいです。

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