2010/09/01

タスク管理を続けるシステマチックな方法


キャッチーなシステムを探す
手帳の外見がお気に入りとかアプリのUIが心地良い、こういう要素は大事です。タスク管理のやりはじめにはシステムのキャッチーな部分を見つけてから始めると続きやすいですよね。有名なあの人が使っているシステムとか、荒療治になりますが値段の高いシステムも自分の気持ちを意識させるという点では同じ原理です。ただ新鮮な気持ちはそんなに長く持ちません。見慣れるまでにやって置くべきことがあるのです。

システムに信頼を預ける
タスク管理の手法のひとつGTDでは、信頼できるシステムという表現が良く使われてます。この意味は、長時間安定してサーバが動作しているとか、少々水濡れしても良いとか、ハードやサービスが優れているというだけでなく、もっと重要な意味が隠されています。
それは、このシステムに任せておけば、作業が効率良く終わる、取りこぼしがないなど、実利を感じ心配ごとを無くせられる要素です。これは人に仕事を頼むときも同じですね。単純に能力の高い人よりも信頼のおける人に仕事を任せたほうがより安心感がありますよね。
ただこの環境は簡単に手に入るものではありません。他から与えられるものではないからです。システム手帳を購入したり、Toodledoのアカウントを作成するだけで得られるものではなく、ユーザーが作り込むことで完成するものです。作り込みで一番確実なのは、タスクと呼べるものを全てリストに詰め込んでしまうことです。一度に全てやるか徐々に範囲を広げていくか方法は色々考えられます。最終的には全てリストに詰め込む形にできると、これだけやれば良い、という安心感を得られ自然と信頼がおけるようになるはずです。

ご褒美を用意する
このタスクが終わったらケーキを食べられるとか、寝られるとか、自分にご褒美を渡すという方法があります。短期的に見るとこの方法は効果があるかもしれません。
でも私にはあまり効果ありませんでした。自分で用意し仕掛けたものは既に自分のものと思ってしまうからです。所有しているものをガマンして後で自分に戻す、この感覚が馴染めなかったのです。
ご褒美はシステムに組み込むべきと思います。ケーキを食べること自体をタスクに入れる、これだけでタスクリストに注目できるようになります。あなたにとって楽しいこと、これも是非タスクの待ち行列に配置してみてください。
楽しいことというのは、普通忘れないことです。だからタスクリストに入れる必要がないのでは、と思いがちです。ちょっと発想を変えてみてください。楽しいことだからこそ、タスクリストで消化しましょう。気にせざるを得ない状況よりも、もっと主体的に気にしたくなる状況を作ってみてはいかがでしょうか。

私の両親はタスクやスケジュールを楽しんで管理している一番身近な人です。ホワイトボードを夫婦で共有し、極めてアナログなシステムを構築しています。そのほのぼのとした使い方とは。
両親の習慣から学ぶホワイトボードとカレンダーを使ったライフハック

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