2010/09/20

「SEはなぜ”一応”SEと言う方が多いのか」自分の職業を他人に自信を持って紹介できますか?



とても重要な問い
「SEの方はなぜ”一応”SEと言う方が多いのですかね?」
これは私が自身の職業を紹介した直後、ある方から聞かれたひと言です。もし無意識の内に”一応”と紹介していたのであれば、自分の状態はかなり重症ではないかと思いました。もちろん一般論という意味で聞かれた可能性もあるのですが…。自分が言った言わないはあまり重要ではなく、言ったかもしれないという状態でも十分問題だと思うのです。
自分の職業の紹介になぜ”一応”が付くのか? 自信がないのか、謙遜しているのか、慢心しているのか。どちらにせよ、自分の性格上、”一応”とか”とりあえず”という修飾がついた行動にロクなものはありません。結果を問わないポーズなのです。仕事にこの修飾付くということは、自分の生活の源に正面から向きあえていない証拠です。そういった意味で重症だと思うのです。私はブログなど書いている場合ではないかもしれません。(いや辞めませんけど)みなさんは自分の職業を他人に自信を持って紹介できるでしょうか。紹介する言葉がすぐに出てくるでしょうか。ご自身で選択したであろう職業に誇りを持っていますか。

私のことブログのこと
ナイーブな話ついでに今回は私のこと、447ブログのことも掘り下げて書きます。
実は少し前から自信を無くしているところがあるのです。ITバブルが弾けた現在、私の会社が今までと全く同じやり方で仕事をしていたらどうなるか、予想を立てています。この数年前に立てた予想が、現在悪い意味でことごとく当たっています。そしてその時点で私が取るべき打開策は社内に十分な効果を発揮できていません。自信を無くしている原因は、力不足です。
もっと楽観視したり長期的に見ると私の予想は外れる可能性が大いにあります。しかし現状私の会社は世の中や取引先の景気に頼るような方針になりつつあることは確かです。とても自立できている状態とは言えません。取引先と持ちつ持たれつの良い関係は継続して続けるべきと思いますが、もし仮に大きな問題が発生した場合どうなってしまうのでしょうか。景気のせいにして諦めることなんて、どうしてもできない性格なのです。
この気付きは自分の将来を見つめ直す良い機会となりました。打開策の伝え方の問題つまり自分の考えに賛同して貰う方法、そしてもし会社の後ろ盾が無くなった場合に自分に何ができるのか。この問題を解決しかつ自分にできること、それがブログを書くという結論になりました。遠回りな道のりかもしれません。しかし447ブログを始めて半年強の現在、段々と世界が変わりつつあります。いや、変わったのは世界ではなく自分の視野かもしれません。今私にできることは何か?これにひたすら集中し、近い将来あるべき姿を取り戻そうと思っています。

きっかけを与えたくれた方
冒頭の問いを私に投げかけてくれたのは、大橋 悦夫さんという方です。ご存知の方も多いと思いますが、あのシゴタノ!の大橋 悦夫さんです。先日参加したイベントで始めてお会い出来ました。名刺交換と軽い挨拶のつもりがなぜか熱い話に発展。(お時間取って頂いてありがとうございました)「ブログ読んでます」と言って頂いて、スイッチが入ってしまったのでしょう。ブログの話はたいへん興味深いものでしたが、一番印象に残ったのは大橋さんのその姿勢でした。どんなに優れたテクニックを知っていても、結局どれ程の効果がでるかは使う側の問題になります。まっすぐ物事を見据えて向きあう、その姿勢が結果を出す一番の近道だと思います。そして多くの方から支持される理由なのだなと感じました。その思想の片鱗に触れられて、少し元気になりました。

面白い!っと思ったら、シェアしてみませんか!

blog comments powered by Disqus