連載の第一回目はタスクマネージメントのはじめの一歩である「タスクの作成」について考えていきたいと思います。
実務においてタスク(仕事)の発生は、私の場合ほぼ電子メールでの作業依頼が主となります。顧客やチーム内での打ち合わせの際に作業を精査していく過程で発生することもありますが、必ず確認の意をかねて文書化(というよりメール)しますので、どちらにせよメーラーの受信リストか送信済みリストには、タスクの種が散らばっている状態となります。この散らばっている状態からタスクを洗い出し、タスクリストを作成していきます。タスクの種となるメールには、その場でタスクに落とし込めない場合、スターやラベルをつけておくのが良いでしょう。OutLookならフラグですね。後々の時間の短縮になります。
さて前置きが長くなりましたが、電子メールからタスクを作成するのは、非常に簡単な事です。該当するメールをToodledoのアカウントへ転送すれば良いのです。これが一番早いし確実です。
転送されたメールはタイトルがタスク名になり、本文はタスク内のノートに変換されます。
ただし、情報を外部のサービスに置くということは、情報漏えいが絶対ないとは言えません。万が一の事を考えて、以下のような外部に漏らしてはいけない情報を必ず取り除いてください。
・プロジェクトを特定するような情報
・顧客に関する情報
・個人情報に関する情報
タスクは本来実作業を記録すべき物ですが、それによってリスクを負うのであれば本末転倒です。取り除く情報が多すぎて、体を成さなくなっても良いのです。リマインダーくらいの感覚で元のメールを辿るための情報と考えても、価値は十分にあります。
今回使用したサービスは以下になります。
タスクマネージメントサービス:Toodledo
メールサービス:GMail
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2010/02/15
連載タスクマネージメント第一回〜電子メールからタスクを作成する
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