2010/07/17

刑事ドラマから学んだ!やるべきことの漏れを少なくする方法


刑事ドラマの古畑任三郎シリーズ、私はとても大好きでした。現場を丁寧に見渡して事件解決へのヒントをあっという間に集めてしまう古畑任三郎は、どのように情報を集め、処理し、そして結論を出すのか? このロジックにとても興味があるのです。古畑任三郎シリーズの特徴は、番組の冒頭で視聴者に犯人を教えてしまうことです。犯人がもうわかっているから古畑任三郎の推理や犯人のトリックをじっくり楽しむことができるのですね。

古畑任三郎のような刑事ドラマで見る刑事さんは、必ず現場を見に行きます。そこには事件解決の証拠やヒントが隠されているからです。ホンモノの刑事さんのお仕事はわかりませんが、犯行現場の写真や状況を他人から聞いただけではわからない何かが、自分の眼で見た現場にはあるのです。
これは、自分のやるべきことを洗い出すときでも同じです。仕事の段取りを自宅で考えるよりも職場で考えたほうが捗ります。デスクワークならその机に向かったほうが良いですし、メーラーを起動した方がメールを出す用事を思い出しやすくなるのです。その仕事ができる環境に自分を置いた方が漏れが少なくなるのですね。
これを日頃から実践するには、ひと仕事終えたら、続きの作業をその場でリストアップしてしまうことが良さそうです。仕事に終わりに次の段取りを考えてしまうということですね。
もうひとつの方法は、現場に行って仕事の段取りを考えることです。この方法は共用の場所で作業する場合には特に効果的です。作業場に行ってみたら、思いもしないことが起こっているかもしれません。片付いていなかったり、誰かが使っていたりと…。自分のスケジュールに大きな影響を与える要因を見逃していたら、それは漏れている状態に近いのですね。

古畑任三郎のような眼で、とはなかなか行きませんが、仕事場をいつもより注意深く眺めることでやるべきことの漏れをひとつでも減らせることができたら、仕事の効率はいつもより上がるかもしれませんね。

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