2010/07/19

iPhoneが水濡れしてしまった!一部始終と対処法


The Pool, originally uploaded by Stefan's Page.


精密機器の弱点のひとつ水濡れ、iPhoneの場合、高額なApple Careの保証に入っていてもこの状態は保証されませんよね。

昨日私はあるドジをしてしまい、iPhoneを水に濡らしてしまいました。娘と二人で出かけたプールの腰洗い槽にて「ここに腰まで浸かっていきなさい」なんて娘にやってみせているとき、実は水着のポケットにiPhoneが入っていたのですね。つい先日電車とホームの間から線路に落としてしまったばかりだというのに全くです…。後で気がついてポケットから出してみると、案の定水がしたたっていました、今度こそもうおしまいです。反射的に電源ボタンを押してしまったのですが、当然動きませんでした。良く見るとカメラのレンズとガラス板のカバーの間にも水滴が…。多少水がかかった状態ではなく、完全に水に浸かってしまった状態ですね。

私は意外と気持ちの切り替えが早いタイプなのかもしれません。iPhoneのことはすっかり忘れて、流れるプールや波の出るプールで楽しんできました。娘は特にすべり台がお気に入りのようでした。さて、気が重くなるのはこれからです。楽しいイベントが終わって日常に戻るときですね。iPhoneがないとスケジュールやタスクの確認、そして電話もできません。日常生活に支障大ありなのです。

私は乾かしたらまた動くのでは、なんて淡い期待にかけることにしました。iPhoneを風通しの良いところに置いて乾かしてみたのです。数時間置いてみたら、カメラ内の水滴はなくなりました。でも液晶の内部は、まだ水滴で曇っています。試しに充電してみたら(注 完全に乾くまでやらないほうが良いそうです)、なんと!リンゴマークが表示されてiOSが起動しはじめました。でも、液晶のバックライトがつかないし、ロック解除もできませんでした。タッチパネルが動かなくなっているのですね。これでは、ホーム画面を表示することができませんし、電話にも出れません。薄々わかっていましたが、やはりガッカリしますね。

この辺りでTwitterで状況をつぶやきました。もうどうにもなりませんので、気持ちの整理をつけるためですね。壊れたと宣言してしまえば、自分でも壊れたという現実が受け入れやすくなるはずなのです。有言実行の仕掛けと似てますね。すると親切な@moyoriさんから、対処法のアドバイスが届きました。

@447life 乾燥剤と一緒にジップロックに入れて回復したと言う記事を読んだ事があります。完全に乾く迄は電源も入れない方が良いでしょうね。

私はこの方法を試してみることにしました。ジップロックは余っているのが無かったので、スーパーのビニール袋、乾燥剤は靴に入れるタイプの脱臭&乾燥剤を用意しました。これで一晩置きました。
翌朝、液晶パネルの水滴が見えなくなりました。充電してiOSを起動してみると、今度は液晶のバックライトが作動しました。でも見た目にかなり違和感があります。液晶内にまだ水分が残っているせいか光が乱反射して画面にマダラができているのです。タッチパネルは正常に作動しました。アプリもちゃんと動きますし音やバイブも動作しました。後何日か袋に入れておけば完全に回復できるかもしれませんね。

もしiPhoneが水濡れして動かなくなってしまったら、乾燥剤と一緒に密封する方法を試してみると良いかもしれません。私はなんとか回復できそうですが、おそらくそう長くは持たないでしょう。新しいiPhoneを予約することに決めました。

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