タスク管理をしない一日を過ごしてみました。
正確に書くと体調不良の日の遅刻、早退を含んだ勤務時間において、なので厳密には一日にはほど遠いのですが、結論から書くと「自分はこんなもんじゃない、もっとできるはず」という、なんだかやるせない思いを残して職場を去った自分がいました。とにかく目先に踊らされてしまう自分がいました。
これからお話する3つの罠にハマってしまったのです。
始められない罠
今日は月曜日でしたので、先週の続きから仕事を始めるはず。ですが、職場の座席についても何もないのです。タスクリストがあればすぐ仕事が始められる状態なのですが、それがないのです。優先度が何もない状態で始めるから次のようになりました。メール早とちりの罠
タスク管理をしない一日もメールチェックから始まりました。多くの書籍には朝メールチェックをするのは非効率ということが書かれていますが、それは一部間違いです。私の職場だけではなくみなさんの職場にもいらっしゃると思いますが、ブレる方というのは当然いらっしゃいます。そのブレる方が昨日の夕方指示して今日の朝に仕事をキャンセルする(もしくは期日や内容を変更する)というのはよくあることなんです。だから朝メールをチェックしてスケジュールに取り込まないといけません。
おっと少し脱線しましたが話を戻します。
タスク管理をしない一日もメールチェックから始まりました。ふと一通目に障害の報告が挙っていました。見ると私のチームの担当する箇所でした。これはいけない!急いで対処しなければ!
対処が終わったのが午後14時過ぎ、無事対処が終わってメールの続きを見るとこんな一文が…
っという障害情報を今度流しますので、先に確認しておいてください。
ガクッ!メールの目的は閲覧確認だったのです!だから今は見るだけ(当然近い将来対応しなければなりませんが)で終わりです。メールの頭だけ見て敏感に反応してしまったのです。そういえば、これは若いときにたくさんやったな…。
時間に追い立てられる罠
帰宅時間が近づくにつれ、だんだんと焦りを感じてしまいます。果たして今日はどこまでやれば良かったんだっけ?
一瞬頭に浮かんでは、いかんいかんと仕事に戻り、また浮かんでは仕事に戻る。これでは定時退社なんて恐ろしくてできません。少し残業しておいて、「残業していますけど間に合いませんでした」と言ってしまったほうが随分と気が楽です。私の職場は遅くまで残っているのが当たり前の職場なので、何かミスがあるとみんなと違うところを当然つつかれるはずなんです。だから、残業するな!という指導だけでは職場から残業がなくなるはずがないのです。
発端はタスク管理分科会懇親会での雑談にて
タスク管理しない一日、これは @moyori さんが言った面白い一言から始まりました。タスク管理をしている人が管理をしない日常を考えるのは、もし日本から警察がいなくなったらを考えることに似ている
そんなこと想像できませんよ、と言いたいのか、そんなこと想像するだけ意味がないことですよ、と言いたいのか真意は未だにナゾのままなんですが、「当たり前のことが当たり前にできなくなることほど不自由なことはない」っと思いました。
周りに迷惑をかけてしまうので、明日からはいつものクォリティで仕事をしなければぁと反省した次第です。