YouTubeで映像を探しだして悦に入っていたところ、書斎の扉がガラガラと空き、なんだか浮かない顔の長男が入って来ました。
どうしたの?と聞くと、お姉ちゃんとケンカして泣いちゃったんだ…っとうつむき加減で。
長男は泣くとき、両肩を上下に揺らすクセがあります。どうやらケンカしたときの気持ちを思い出したようです。
原因は長男 その理由は
長男はとても寂しがり屋の3歳。いつも誰かにかまってもらいたいのです。3歳というと抱っこだ、おんぶだと親とのスキンシップをまだまだ求めてくる年頃。ですが、下の子がいますので、親はそっちに目を向ける。当然行き場のない気持ちは、いたずらに発展するんです。本人だって悪いとわかってるんです。でも、それ以上に自分に目を向けて欲しい。きっとケンカの原因は、長男からちょっかいを出したことがきっかけでしょう。今まで姉からちょっかいを出したケンカは見たことがありませんし。
ひとりの人間として敬意を
表面上は長男が悪い。でもそれを今叱るのはちょっと違う。夜中に目が覚めて、姉とのケンカを思い出して父親に相談に来る。そんな長男を叱ることなんてできません。長男の気持ちを汲むと、子供ではなくひとりの人間として敬意を払いたい気持ちになります。どうしてケンカしちゃったの?お姉ちゃんが遊んでくれないから。
どうして遊んでくれなかったの?宿題やってたから。
じゃー仕方なかったんだよね?うん。
少し前までは、質問してもうまく言葉が組み立てられなかった長男ですが、今はこんなにわかるように伝えることができます。そして自分が原因だともわかってもいるんです。
でも、どうしたらいいかわからない。だからケンカになる。
子供の気持ちを一緒に整理する
お姉ちゃんと何して遊びたかったの?Wiiを一緒にやりたかったの。じゃー土曜日になったら三人で一緒にやろうか!うん。そうする。
土曜日は明日の明日だけど待ってられる?うん。待ってられる。
土曜日が楽しみだね!うん。
じゃーベッドまで抱っこで連れていってあげるね!やった〜。
どうやら長男は気持ちの整理がついたようです。せっかく起きてきたのですから、もう少しおしゃべりを楽しみたかったのですが、もう遅い時間なのでガマン。
今夜は、夜中に起きてきた息子からはじめて姉弟ゲンカを相談された記念日。親ならではの楽しみのひとつです。
時には子供から何かを教えられることもありますよね。
447ブログ: 子供からよくこんな質問を受けます よろしかったら一緒に考えてみませんか?