ガソリン価格が値上がりし続けていますね。
ガソリン 8都道県で160円台
この値上がりはリーマン・ショック以来だそう。
対抗策としては、やはり省エネ運転を心がけることでしょう。
エコドライブ技術案内-燃料消費の少ない運転操作
運転する前に
タイヤの空気圧チェック
タイヤの空気圧が減っていると燃費が3%くらい悪くなるそうです。最近はセルフのスタンドで空気入れをを置いているところがありますので、チェックしてみましょう。
余分な荷物をおろしておく
クルマが重いと当然加速が鈍ります。鈍るということは燃費が悪くなるということ。10kgで約0.3%燃費が悪くなります。
もし洗車道具やメンテナンス道具などを積みっぱなしにしている場合は、おろしておきましょう。洗剤、オイル類、工具などがけっこう重そうです。
ガソリンは少なめで
忘れがちなのが、ガソリンの重量。30リットルで20kgほど、タンク半分までの給油を心がければ0.5%くらいはよくなりそうです。
今はガソリンが高いので、「必要以上に買いすぎない」とあわせて、一石二鳥の効果があります。
シートベルトを先に
シートベルトを先に着用してからエンジンを始動。ちょっとしたことですが、エンジンかけてる時間を少なくできます。
もちろん、シートベルトを外すのはエンジンを止めた後ですよ。
スタンド会員で数円お得に
会員向けに割引サービスをやっているスタンドがあります。私の行きつけは、メルマガで割引用パスワードを配信してくれるんです。
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なんてメールが届くので、ちょっとお得。
しかも会員カードはクレカで小銭いらず、さらにETCカードにもなるスグレモノ。
心当たりがあるなら一度問い合わせてみることをオススメします。
運転技術編
暖気運転しない
今のクルマは暖気運転の必要がない。これ常識だそうです(知らなかった)。
ただし数日間乗っていない場合は、エンジン内部にオイルを行き渡らす意味で数十秒アイドリングするといいそうです。
ゆっくり加速する
加速は燃料消費に一番影響を与えます。ゴーストップの多い市街地と巡航運転の高速道路では燃費がぜんぜん違うことから、みなさんご存知かと思います。
のろのろ加速は後ろのクルマに迷惑では?なんて思ってしまいますが、ひと昔前よりはずいぶんとあおられることが少なくなりました。周りもエコ運転なんでしょうね。
参照元の情報によると、目安は5秒で20km/hだそうです。
私は回転数1500rpmを超えない範囲で加速することにしています。
クリープ現象を使う
ブレーキを離すとクルマはゆっくり動き始めます(クリープ現象)。ブレーキを離してから、ひと呼吸おいてアクセルを踏んでクリープ現象の駆動力を加速に利用しましょう。
減速はフューエルカット制御を利用する
走行時にアクセルを離すと、クルマは減速すると判断してエンジンに燃料を送らなくなります。これをフューエルカット制御と呼びます。
減速はじめ、もしくは少し速度を落としたい場合は、アクセルを離すだけにしましょう。
車間距離を十分にとる
車間距離は一般的に安全面と思われがちですが、実は燃費にも大きな影響を与えます。車間距離が短いと前のクルマにあわせてブレーキを踏む必要があります。ブレーキはエネルギーのムダなんです。なるべく踏まないほうがいい。
車間距離が長いと前述のフューエルカット制御で十分対応できます。前のクルマが止まるつもりならブレーキをかければいいだけです。
アイドリングストップの目安
アイドリングストップ=燃費よくなる、これはよく知られています。しかし、「エンジンは始動時に多く燃料を消費する」ことはあまり知られていません。
だから、頻繁に止めたり始動したりするのは逆に燃費が悪くなります。バッテリーも傷めます。
目安は5秒。
5秒以上止まるなら、アイドリングストップしたほうがいいそうです。
ただしこれはあくまでも燃費上の話で、クルマの電子機器が全て再始動することによるロスも考えた方がいいかも。
特にナビ画面が再始動するのが、微妙ですね。
おまけ-ガソリン税マメ知識
ガソリンは、税金が高い!よく消費税との二重課税だと問題視されてますよね。実はガソリン税を減税する法律があるんです!
ガソリンが高騰した場合限り発動する法律、「トリガー条項」っていいますがご存知でしたか?
トリガー条項
これが発動する目安は160円台と言われてますので、そろそろ発動して安くなるはずでした…。
でした?
実は去年の大震災を契機に「トリガー条項」が凍結されているんです。だから免税されることはありません。(法改正が必要)
ちょっとがっかりさせるようなマメですみません。
ですから、
ガソリンの高騰にはエコ運転を心がけることがとても大切なんですね!
(うまくまとまった)