
私の愛読書に「お金の科学」という本があります。
この本は、今よりもう少し裕福になりたい、とか、もっと背伸びして大金持ちになりたい、とか、もっとお金が欲しい!と思う方のための本です。
うまく行く人は原則を持っている
発想が豊かな人、私の周りにも何人かいますが、そういう人はどんな無理難題でも誰もが納得いく形にまとめあげてしまいます。驚くのは、何か特別な方法を使うのではなく、ごくごくありふれた方法で解決してしまうことです。逆説的に考えると、
誰もが知っているような方法で答えをだせるから反対意見がでない、という理屈です。きっと周りの状況に左右されないある一定の考え方・原則を持っているから答えがだせるのではないか? っと私は思っています。
「お金の科学」は、お金に関するある一定の原則(マインド)を紹介してくれる本です。その中の一文にこういうことが書いてあります。
価値と対価の原則
そのオファーを拒むことは正気の沙汰ではないと思わせるほどの価値を提供すること
これは240ページに書かれているのですが、さらにこう続きます。
あまりにも大きな価値を、あまりにも好条件で提供し、お客様の誰もが自動的に「イエス」と答えるようにする。
なるほど!
でも、今の私にはちょっと高すぎるハードルかなぁ…。なんて思ってしまします。確かに良い考え方だけど、できるかどうかはまた別の話。
理由は、価値を生み出す単位が大きすぎるから。会社単位、部署単位、チーム単位など、複数の人が役割分担して作りあげるものだから。自分一人の力ではあまり変わらない。全員に浸透させるのもなかなか難しいと考えてしまう。
とすると、
自分一人でできる単位なら良いのではないか? このラインだけは守ろうという自分ルールを作れば良いのではないか?
自分が生み出した価値をもらっている給与より大きくする
当たり前のことかもしれませんが、まずはこのラインをクリアして継続していくことを目標としていければ、なんて思ってます。
すべては私がお金持ちになるため。
まずはできる範囲をひとつひとつ、優秀にこなしていくしかないはずです。
原則を曲げてしまう考え方
・給与を貰えるのは当然の権利
・毎年昇給するのも当然の権利
・できるだけ楽をして平均よりちょっと上の収入を得たい
自分の主張だけを通そうとするのはおかしい。もし自分が経営者の立場だったら、もし主張だけが強い人がいたら、頭が痛い問題です。社内の問題にかかりきりになってしまうなんて、悲しいですよね。
あなたがもし経営者だったら今の給与で自分を雇いたいと思いますか?