2012/03/25

親だって学習が必要!子供の駄々こねにイライラするのを卒業する

keepin' the curls up....

駄々をこねる。

親が困ってしまう子供の行動のひとつです。

トイザらスに行くと欲しいおもちゃの前の床にひっくり返って駄々をこねる子を大抵見かけます。あまりにも大声で泣き叫ぶので、親としてはかなり困ってしまいますよね。

うちの子も公園に遊びに行ってヤダヤダと駄々をこねて帰らないときが良くありました。(ほとんど毎回のことでした)

その度にイヤな想いをするのは卒業して、子供の駄々こねとうまく付き合って方法はないでしょうか。

駄々をこねるのは自己主張のはじまり

よく言われているのが、「駄々をこねるのは自己主張のはじまり」という意見。

「ダダこね」(わがまま・聞き分けの悪さ)との付き合い方

中高生に見られる非行も駄々こねの一種ではないか、という意見にはかなり納得がいきます。

世の中、自分の主張が全て通るほど甘くありません。コミュニケーションを通じて、どう相手と折り合いを付けていくのかという思考を身につけてもらうのが親の仕事なんでしょうね。きっと。

そう考えると「駄々こねにイライラしている場合ではない」と思うわけです。

「おやくそく」する

駄々こねが起きないように「おやくそく」をしておくと、子供は自制のココロが働きやすくなります。

子供が外で言うことを聞かなかったり、ダダをこねたりした時に上手くなだめる方法は?!

「今日は公園で何して遊びたい?」
「ブランコと滑り台と鬼ごっこ」
「わかったよ!その代わり5時になったら帰ろうね〜」

こういうやり取りをして、出かけることにしています。

「そろそろ帰る時間だよ」
「ヤダ!もっと遊びたい!」
「今日は何して遊びたかったんだっけ?」

ここまで会話すると「おやくそく」を思い出してくれるはずです。「おやくそく」を思い出せれば、自制のココロが働いて自分の気持ちに折り合いをつけることができるかもしれませんよね。

よく話をして子供の不安を取り除こう

受け止める

子供の自己主張に対して、親が反論すると話が平行線のまま、終わらなくなってしまうときがあります。

これはビジネスでも同じですよね。相手の強い自己主張に対して、こちらも強く反論してしまうとうまくいきません。

相手の言ったことを理解してあげる(例え表面上だけでも)ことが、強い主張をほぐすのには大切だと思います。ほぐすことができれば、こちらの言い分も随分通りやすくなるものです。

子供は親のマネをして育つものなので、「受け止める」を続けていると子供もできるようになります。幼稚園や学校など親と離れた社会の中でも「受け止める」ことができるので、周りにやさしい子という印象をもって貰えるでしょう。

できる範囲で思いっきりサービスする

駄々こねについて調べていたら、こんな相談を見つけました。

電車で泣いて駄々をこねる子供を黙らせるにはどうしたらいいですか?

ピンとくる回答はなかなかないですね。親としてもホントにどうして良いのかわからないというのが実情ではないかと思います。公共交通機関を使わないわけにはいきませんし、かといって周りに迷惑をかけるのも申し訳がない。

子供からしても何か理由があるから泣いているのでしょう。

親としては子供にガマンして欲しい。

だから、(できる範囲で)思いっきりサービスして、楽しい気持ちにしてあげるのが良いのかなぁと考えています。

電車に乗っている時間が15分だとしたら、15分間子供を楽しませるネタを用意して電車に乗り込む。子供は意外と単純なのでいくつかネタを持っていれば、ずっと同じものが使えるはずです。

公共の場で子供をじっとさせるのも親の仕事のひとつですから、決して子供のせいにしてはいけません。普段と同じように接して子供を安心させるのもいいと思います。

感謝を伝える

駄々こねが収まったら感謝の気持ちを伝える。

気持ちの整理をつけてくれてありがとう!と伝えることにしています。駄々をこねられるとホントに困ってしまうもんですから。

子供にそこまでする必要があるのか?と思われるかもしれません。ですが、子供だって感謝されると次もがんばろうと思ってくれるもんです。

こうすると「気持ちよく過ごせるんだよ」、という行動を子供に見せてあげる。こうしなさいと上からモノを言うよりもよっぽど効果があるのではないかと思っています。

まとめ

急いでいたり、焦っていたり、そんなときに限って子供は駄々をこねますよね。ホントに困ります。

親はそれにイライラするのではなく、子供が発するある種の信号だと思えば対処もしやすくなります。

・自分の気持ちをコントロールする
・自分の気持ちを相手に伝える
・相手と折り合いをつける

子供に何をどう教えていくのかを考えるのが、駄々こねに対する恒久的な対処なのではないでしょうか。

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