うちの書斎にはあかずの本棚があります。
中には思い出のマンガがずらり。どれも何度でも読み返したくなるくらい大好きで捨てられないものが入っているんです。
子供が産まれてからはマンガを読む時間も惜しいので、開かずの本棚。
新しい本を買ってももう入らないから、空かずの本棚(笑)
今回はこんちくわのぶろぐさんの企画に乗っかって、オススメの漫画を5冊紹介しますっ!
[企画]何度でも読み返したくなる漫画5選 #5manga | こんちくわのぶろぐ
行け!稲中卓球部
私のツボは空手家テッシンのエピソード。強い男になりたいなら月謝を持って来い!と言い、
「よーし、まずはランニングだ!赤いワーゲン5台見るまで帰ってくるな、走り続けろ!」
っと言い放って逃げてしまう詐欺師でした(笑)
こちらのブログに詳しく載ってます。
同じ企画に参加されているHAYAさんは、「井沢君がフラれるシーン」をオススメしてますね。
HAYA技 - 【企画】何度でも読み返したくなる漫画オススメ5選 #5manga
寄生獣
もし人間と同じくらいの知能をもった人食い生物が人間に寄生して、人間社会に入り込んだら…?考えるだけでも恐ろしい設定です。最終巻にこんなネタだしエピソードが載ってます。
「寄生獣」はまず出来事が存在し、次にそれに対峙する「登場人物」たちを配置してゆく
ちょっと視点を変えてみると、「私の周りに出来事があるのではなく、出来事の中に私がいる」になります。
そうです。この考え方は大地震など大規模災害に見舞われたときの考え方そのもの、災害の中で私はどう逃げるか?と考える方法に似ているんです。
こういう視点で描かれているから非現実的な設定に妙にリアリティがある、そんなマンガです。
明石さんは、あの独特の絵柄・雰囲気がマッチしているのは「七夕の国」だ!と断言してます。面白い!
[企画]何度でも読み返したくなる漫画5選 #5manga に乗ってみる
新のぞき屋
のぞき屋というのは、私立探偵の別名のようなもの。浮気調査、素行調査なんかのお話が題材です。このマンガが好きな理由は、その人物設定にあります。
例えば、こんなにクセのある人物が登場します。
・体を売ってでものし上がりたいマネージャーに恋する新人アイドル
・恋させて意のままに動かそうとする腹黒いマネージャー
・お金の力を使ってお近づきになりたい追いかけの若社長
・両思いになりたいと想いすぎて現実と空想がわからなくなってしまった追いかけ
寄生獣は出来事を描ききったのに対し、のぞき屋は人間のフェチについて細かい描写があります、ノンフェチの方でも共感できるくらいの。ホントは実在の人物に取材したんじゃないの?なんてこちらも妙にリアリティがあるマンガです。
私のオススメはここまで!次はうちの奥さんのオススメになります。
三丁目の夕日
鎌倉ものがたり
どちらも西岸良平の作品。三丁目の夕日は映画にもなりましたよね。推しポイントを聞いてみたところ、こんなコメントをもらいました。
西岸良平の作品は、私が体験してないんだけど懐かしく感じて、気持ちが温かくなる。心に余裕を与えてくれるんだなぁ
体験してないのに懐かしく感じというのは、デジャヴ。デジャヴを通じて心に余裕を持てるという感覚は不思議ですよね。でもこういう感覚、なんとなくわかるという方も多いのではないでしょうか。
鎌倉ものがたりは私も大好きになって全巻読破してます。鎌倉と妖怪と夫婦愛、ちょっと不思議なお話が多いのですが、ほのぼのとしてるのが印象に残ってます。